JALとNXグループ、ボーイング747F活用のアジア・北米間輸送提携を開始へ
日本航空株式会社(JAL)とNIPPON EXPRESSホールディングス株式会社(NXグループ)は、JALがパートナーとの連携により運航するボーイング747型貨物専用機(747F)を活用したアジア域内および北米=アジア間の輸送提携を開始すると発表しました。

本サービスはロサンゼルスを起点に、成田、台北(桃園)、シンガポール、成田を経由して再びロサンゼルスへ戻る周回ルートで運航されます。初便は2026年10月3日(土)にロサンゼルスを出発し、2026年は週1便で運航を開始して今後のネットワーク拡大を目指すとしています。
周回ルートによるアジア域内および北米ネットワークの強化

現在、特に東京・台北・シンガポール間においてAIおよび半導体関連貨物の需要が非常に大きくなっている一方、アジア域内では大型貨物機を運航する航空会社が少なく選択肢が限定的となっています。今回の提携では成田-台北-シンガポール-成田のルートを最大積載量約100tの747Fで運航し、アジア域内における独自の付加価値の高いサービスを提供するとしています。
また、周回ルートの各寄港地において貨物の積み込み・取り卸しが可能な体制を整えます。これにより、多様な輸送ルートの設計や効率的な輸送オペレーションを実現し、北米(以遠の中南米を含む)=アジア間の貨物輸送ニーズへ柔軟に対応する方針です。
AI普及に伴う大型・重量貨物や高付加価値貨物への対応
本サービスでは大型貨物機の特性を活かし、生成AIの普及やデジタルインフラ投資の拡大に伴って増加するサーバーラック、データセンター関連設備などの大型・重量貨物や、高付加価値貨物の輸送需要に対応します。
両社は本提携を契機に、安定的かつ柔軟な航空輸送力を確保しながら多様なニーズに対応する最適な輸送サービスを提供し、物流インフラとしての持続的な成長を目指すとしています。
各社代表者によるコメント
日本航空株式会社の執行役員 貨物郵便本部長である木藤 祐一郎氏は、長年にわたる両社のパートナーシップをさらに強固にするものとし、「大型貨物機を新たに北米西海岸に就航します。成長著しいマーケットにおいて、航空貨物ネットワークを拡充し、JALCARGOの高品質な貨物ハンドリングサービスをより多くのお客さまにお届けしてまいります」と述べています。
NIPPON EXPRESSホールディングス株式会社の専務執行役員 グローバル事業本部長である大辻 智氏は、提携により高度化・多様化する航空輸送ニーズに対して安定的で柔軟な輸送ソリューションを提供する体制を強化できるとし、国際航空貨物ネットワークを拡充して顧客のサプライチェーン安定化と事業成長に貢献していく考えを示しました。
本件に関する問い合わせ窓口は以下の通りです。
- 日本航空株式会社 貨物郵便本部 お客さまお問い合わせ窓口
URL: https://www.jal.co.jp/jp/ja/jalcargo/support/contact/webmaster/
- NIPPON EXPRESSホールディングス株式会社 グローバル事業本部 航空フォワーディング部
Email: nxhd-AirFWDG-Procurement@nipponexpress.com 担当: 東山 明弘 宛
本記事は日本航空株式会社およびNIPPON EXPRESSホールディングス株式会社の発表をもとに作成しています。
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