ArchaicがTypeSafe AIのJevを活用した企業向けAIデータ解析基盤を開発
AI Solutionを提供する株式会社Archaicは、TypeSafe AIのDecision Model「Jev」を活用した企業向けAIデータ解析基盤を開発しました。企業に蓄積された大量のLog、取引、顧客対応、業務Record等を解析し、判断や対応が必要なCaseを抽出します。既存Systemを置き換えることなく後段に追加して利用でき、AIの判定結果と人による確認結果を一元管理します。
開発の背景と基盤の特徴
企業ではSecurity Log、取引履歴、顧客対応、申請・承認、製造工程など多様なDataが蓄積されていますが、すべてを人が確認することは難しく、単純なRuleでは複合的な判断が困難な場合があります。また、生成AIを全件に適用するとCostや処理時間、出力のばらつきや運用管理が課題となります。
開発された基盤は、Jevによる構造化された判定と必要に応じたLLMによる分析、人による最終確認を組み合わせる構成です。確認すべきCaseに調査資源を集中させることが可能となります。判定結果はTransaction単位で保存され、実行日時、Input、処理Status、最終Decision、判断を行ったStageなどを一覧で確認・追跡できます。Webhookにより既存System、Slack、Microsoft Teams、Ticket管理System等との連携にも対応します。
想定されるユースケースと処理方式
本基盤では、業務の特性に合わせて同期処理と非同期処理を選択できます。APIでDataを受け取り即座に判定を返す同期処理は、不正取引確認や申請受付、Operator支援など即時性が求められる業務に適しています。一方、件数・時間・Group単位でまとめて評価する非同期処理は、Security Logや取引履歴等の定期監査に利用できます。
想定されている主なユースケースは以下の通りです。
- AI Agent・業務Workflowの判断とRouting
- 不正取引・Account Riskの検知
- IT・Security Alertの優先順位付け
- Customer Supportの分類・優先対応
- Document・Contentの分類とReview
- 設備・品質・業務Operationの異常検知
Decision Model「Jev」と今後の展開
基盤に採用されている「Jev」は、TypeSafe AIが提供するSystem 1 Decision Modelです。文章を生成する一般的なLLMと異なり、あらかじめ定義された選択肢に対して型付きの確率的な判定結果を返す特徴を持ちます。大量Dataの仕分けや分類にJevを用い、詳細な分析が必要なCaseのみをLLMや人へつなぎます。Jevの性能、精度、Costは利用条件や対象Dataによって異なり、同社は実際の業務Dataを用いた検証を進めるとしています。
今後について株式会社Archaicは、AI Agent、金融・決済、IT運用、Customer Support、Content Review、設備・品質管理等の領域で実Dataを用いた検証と業務Templateの整備を進める方針です。既存SystemやServiceへの組み込み、OEM・White Label提供を含めた共同検証や事業連携を推進するとしています。

株式会社Archaic 概要
- 会社名: 株式会社Archaic(アルカイック)
- 代表者: 代表取締役CEO 横山 淳
- 設立: 2017年11月15日
- 資本金: 110,000,000円(資本準備金含む)
- 所在地: 〒150-0001 東京都渋谷区神宮前1-22-1 オークラビル5階
- 事業内容: AI SaaS事業、AI Solution事業、AI Research事業
- Web Site: https://archaic.co.jp/
- E-mail: pr@archaic.co.jp
- お問い合わせ: https://archaic.co.jp/contact-list/
本記事は株式会社Archaicの発表をもとに作成しました。
ビジネスパーソンの課題解決と納得感にこだわるDellows News編集部。キャリア論からAI、健康法まで幅広い分野に対応し、複雑なテーマでも平易な言葉で丁寧に解説。読者が「明日から使える」知識やヒントを得られるよう、具体的な事例・データ・専門家の見解を交えて執筆。情報を整理し、納得感ある記事づくりを心がけています。



