エクセディ、WorldLink買収でドローン事業を強化

ドローンの販売や産業向けソリューションを提供する株式会社WorldLink&Companyは、株式会社エクセディによる株式取得に伴い、エクセディの子会社となったことを発表した。

WorldLink&Companyは、2014年8月に設立され、京都市に本社を置く。ドローン事業を中心としたブランド「SkyLink Japan」を展開し、農業、測量、計測、点検、戦略コンサルティング、保守サービスなどを通じて、多様な顧客ニーズに対応してきた。近年の技術革新と市場の変化に対応するため、さらなる事業成長を目指し、戦略的パートナーシップを模索していた。

一方、大阪府寝屋川市に本社を置くエクセディは、自社で設計から製造、販売までを手がけるドローン推進システムを中心に、イームズロボティクスおよびbaibarsの2社と協力し、ドローンビジネスを展開してきた。さらなる国内外での事業拡大を目指し、ドローンビジネスのパイオニアであるWorldLink&Companyの株式取得を実施し、子会社化することとなった。

今後、エクセディの全国拠点に配置された営業リソースと連携し、「SkyLink Japan」の売上拡大を目指す。また、保守・メンテナンス・サービス、中古機体の販売まで含めたUAVのバリューチェーンを構築し、高品質なサービス体制の構築と顧客満足度の向上に努める。ソリューション事業では、ドローンや他ロボティクスによる農業、測量、計測、点検サービスを自社だけでなくパートナー企業と共に事業拡大を図る方針だ。

WorldLink&Companyは、「技術とアイディアで、より良い未来を創る”Link Tomorrow”」を掲げ、2024年1月にオープンした「SkyLink Hangar福島」は、国内で初めてドローンに特化した総合サービスセンターとして機能し、顧客のドローン活用を支援している。

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