エコロジーオンラインが80年代音楽を記録する新プロジェクトを開始
NPO法人エコロジーオンラインは、1980年代の日本のJ-POP/J-ROCKをテーマにした新たな「音楽SDGs」プロジェクト「MUSIC JOURNEY 80s 〜ボクらの80年代〜」をスタートさせました。同プロジェクトでは、80年代音楽のレガシーを次世代へ引き継ぐべき文化遺産として記録・発信していきます。音楽文化の記録にとどまらず、健康効果へのアプローチも視野に入れた活動を展開するとしています。
80年代音楽の記憶や物語を掘り起こす取り組み
1980年代は、現在の日本の音楽シーンの礎が築かれた時代の一つとされています。音楽作品そのものだけでなく、当時の現場を知る人々が語るエピソードや、ライブ、制作現場、プロモーションなどの記憶は、時間の経過とともに失われていく可能性があります。
そこで「MUSIC JOURNEY 80s」では、アーティストや音楽業界関係者へのインタビュー、ライブの記録、ファン自身の思い出などを通じて、80年代音楽の背景にある物語を掘り起こすとしています。
音楽を文化と健康の両面から捉える
エコロジーオンラインは、持続可能な社会の実現を目指す中で、音楽を人々の心を豊かにし、人と人をつなぎ、地域を活性化させる重要な資源として位置づけています。
また、音楽には記憶を呼び覚ます力があり、自分が好きだった音楽であるパーソナルソングを聴くことや、歌や楽器を通じて人とつながることは、脳を刺激し、心身の健康維持にもつながると考えられています。そのため、同プロジェクトでは音楽を通じた社会性の維持や認知症予防といった健康効果へのアプローチも目指すとしています。
4つのコンテンツで展開
プロジェクトでは、以下の4つのコンテンツが用意されています。
- CLUB 80s ― 80年代音楽夜話 ―:不定期で開催するオンライン交流イベントで、全国のファンが集まり音楽トークを行います。
- LEGEND INTERVIEW:80年代の音楽シーンを創り上げてきた業界関係者のインタビューを届けます。
- LIVE ARCHIVES:伝説的なライブの再検証から、レジェンドたちの現在のステージまでを独自の視点で紹介します。
- 80s VISITOR:公式SNSと連動した参加型企画で、プレイリストの作成やお気に入りの1枚の紹介を通じて参加者自身の80年代を記録します。
音楽と社会課題をつなぐこれまでの歩み
エコロジーオンラインの設立者である上岡裕は、ソニーミュージック、エピックソニーで音楽宣伝に携わった後、環境分野へ活動の軸を移し、2000年にNPO法人エコロジーオンラインを設立しました。坂本龍一氏とともにartists’ powerを立ち上げるなど音楽と環境を結ぶ活動に取り組み、2016年にはCD「MUSIC GO! GREEN 風の国から」を企画監修しています。
さらに、父母の認知症介護経験をきっかけに音楽による高齢者ケアにも取り組み、映画「パーソナルソング」の全国上映会などを実施してきました。近年は自身の失語症の経験も踏まえ、音楽、福祉、AI、社会課題をつなぐ活動を展開しており、2026年8月には耳鼻咽喉科専門医蒲伸泰氏と専門家による書籍『聞こえと心のパラダイム』に参加するなど、「聞こえ」と心、音楽や社会との関係についても発信しています。
- 名称:MUSIC JOURNEY 80s 〜ボクらの80年代〜
- 内容:80年代J-POP/J-ROCKのアーカイブ、インタビュー、音楽交流、ライブアーカイブ、参加型企画など
- 会費:年額3,000円
- 公式ページ:https://www.eco-online.org/music/
本記事はNPO法人エコロジーオンラインの発表をもとに作成しました。
ビジネスパーソンの課題解決と納得感にこだわるDellows News編集部。キャリア論からAI、健康法まで幅広い分野に対応し、複雑なテーマでも平易な言葉で丁寧に解説。読者が「明日から使える」知識やヒントを得られるよう、具体的な事例・データ・専門家の見解を交えて執筆。情報を整理し、納得感ある記事づくりを心がけています。



