三崎未来電子の電動バイクL-noa、文京区の訪問介護支援実証車両に採用
東京都渋谷区に本社を置く三崎未来電子株式会社は、同社の電動バイク「L-noa(エルノア)」が、文京区の「文京共創フィールドプロジェクト(B+)」で採択された訪問介護支援実証事業の実証車両として採用されたと発表した。
本実証では区内の訪問介護事業所等にEVバイク等を一定期間貸与し、実際の訪問業務で活用することで、移動の電動化による職員の負担軽減効果を検証する。文京区の2026年9月30日付の募集案内において貸与車両の一つとして掲載されており、協力事業所の応募受付が2026年10月1日(木)から10月30日(金)まで行われる。
訪問介護の移動負担軽減に向けた実証事業

訪問介護は職員が利用者の自宅へ出向くことで成り立つサービスであり、訪問先でのケアに加え、一軒一軒をつなぐ移動も日々の業務の一部となっている。坂の多い地域で訪問を続ける職員にとって、その移動負担の軽減は働きやすさを考えるうえで大切な課題とされている。
三崎未来電子株式会社は、新聞配達やデリバリーなど日々の仕事でバイクを使う利用者に向けてL-noaを開発してきた。今回、その活用の場を訪問介護へ広げ、実際の現場での利用を通じて職員の声と利用データを収集し、どのように役立てるかやどのような課題があるかを確かめていく。
実証で検証される項目と目的

「坂の多い文京区で在宅介護を支えるEVバイク訪問介護支援実証事業」は、株式会社タンソーマンGXが提案し、文京区が採択した取り組みである。実証では、L-noaおよび株式会社ダイゾーの「e-NEO」を使用車両として、主に次の項目を確認する。
- 業務への影響:移動時間、訪問件数、走行距離
- 職員の負担:身体的・心理的な負担の変化
- 運用コスト:燃料費・充電費


日々の利用データの収集と職員へのヒアリングを通じてEVバイク等の導入効果を検証し、介護人材の確保・定着、在宅介護サービスの安定化、地域の脱炭素につながるモデルづくりを目指す。
業務用途を想定した電動バイク「L-noa」
L-noaは、新聞配達やデリバリーなどの業務用途を想定して開発された原付一種の電動バイクである。家庭用100Vコンセントで充電でき、フロントバスケット、リヤキャリア、後退時の取り回しを支援するリバース機能などを備えている。
三崎未来電子株式会社は、今回の実証で得られる現場の声や運用上の課題に向き合い、働く人の移動に役立つ車両づくりにつなげていくとしている。
製品情報:https://misaki.co.jp/products/l-noa/
協力事業所の募集概要
実証事業への協力事業所の募集概要は以下の通り。
- 募集期間:2026年10月1日(木)~10月30日(金)
- 募集数:4事業所程度(先着順・実証事業全体)
- 対象:文京区内で訪問介護、定期巡回・随時対応型訪問介護看護、夜間対応型訪問介護、小規模多機能型居宅介護、看護小規模多機能型居宅介護のいずれかを提供する事業所
- 応募要件:訪問業務で10回以上利用でき、データ収集・ヒアリングに協力できること。実証期間中の車両保管スペースを確保できること
- 貸与時期:2026年10月~2027年1月の間
- 貸与期間:1~2か月程度(詳細は応募事業所と実証事業者が調整)
- 貸与台数:1事業所につき1車種1台(希望車種の申請が可能だが台数に限りあり)
- 使用車両:三崎未来電子「L-noa」、株式会社ダイゾー「e-NEO」
車両費・保険料等の基本的な費用は、実証事業者である株式会社タンソーマンGXが負担する。充電に伴う電気料金や、必要に応じて発生する駐車料金は協力事業所の負担となる。実証終了後の車両購入は義務付けられていない。
応募方法や条件の詳細は、文京区の公式ページに掲載されている。 https://www.city.bunkyo.lg.jp/b020/p007765.html
会社概要
- 会社名:三崎未来電子株式会社
- 所在地:〒150-0043 東京都渋谷区道玄坂1-16-3 渋谷センタープレイス2F
- 代表者:三崎 優太
- 事業内容:電動バイクの開発・販売
- URL:https://misaki.co.jp/
本記事は三崎未来電子株式会社の発表をもとに作成されています。
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