渋谷web3ハブ「Centrum」1周年、記念イベントで未来への展望を語る
2024年9月30日、渋谷駅前のweb3特化型コミュニティスペース「Centrum」は、オープン1周年を記念したイベント「Centrum’s 1st Anniversary」を開催した。Centrumは、サンフロンティア不動産株式会社とモノバンドル株式会社が共同運営するスペースで、2023年8月にオープンした。
イベントでは、この1年間の振り返りと今後の方針や展望が共有された。オープン以降、Centrumには約6,000名が来館し、現在は月間約500名が利用している。また、イベント開催数は累計110件に達した。技術的なイベントだけでなく、ビジネスやエンタメ、金融など幅広いジャンルのイベントが行われ、「東京のweb3のイベントスペースといえばCentrum」というイメージを確立しつつあるという。
今後は、あらゆる業界の人が集まり情報や課題に向き合う「コワーキングスペース」の強化と、多くの人々を巻き込み共創を生む「イベントスペース」としての機会創出に取り組む方針だ。Centrumという場やそこで動く仕組みが、利用者の手によって実験的に構築・運用され、ハブとして人や情報が流動的に行き交う状態を目指すとしている。
イベントには関係企業・プロジェクトから約40名が参加し、Centrumの活用や可能性について意見が交わされた。モノバンドルの大畑誠弥代表取締役兼CTOからは1年間の振り返りと今後の展望が語られ、サンフロンティア不動産のDX事業部長である竹川氏からもコメントがあった。また、Ethereum Japan理事のSho Hihara氏、株式会社SARAHの酒井勇也代表取締役、幻冬舎のあたらしい経済編集長である設楽悠介氏とのトークセッションも行われた。
Centrumは今後も、web3領域でのアジアのハブとなることを目指し、国内外のweb3スタートアップ企業やプロジェクト、web3領域との連携を試みる企業に価値を提供していく。