グローバル・ブレイン、レシート買取アプリONE運営のWEDに出資
グローバル・ブレイン株式会社が運営するグローバル・ブレイン9号ファンドは、レシート買取アプリ『ONE』などを展開するWED株式会社へリードインベスターとして出資を実行した。WEDは大規模な商品レベルの購買データを活用し、企業のマーケティング支援サービスなどを提供している。グローバル・ブレインは今回の出資を通じて、同社の事業成長に向けた支援を行う方針だ。
近年、小売業や消費財メーカーにおいて、消費者の購買行動を商品レベルで詳細に把握することがマーケティング施策の精度向上に向けた重要課題となっている。これに対しWEDは、レシート買取アプリ『ONE』を通じて業態や店舗を横断した購買データを収集し、広告配信から実購買の計測・還元まで一気通貫で支援できる購買データプラットフォームを構築している。
『ONE』は購入後のレシートを撮影することでキャッシュバックが得られるB2Cアプリで、2018年のリリース以降、累計19億枚超の購買レシートを収集してきた。独自開発の高精度OCRエンジンと機械学習モデルにより、スーパー・コンビニ・ドラッグストア・飲食店など多様な業態の紙レシートから商品情報を精度高く抽出できる。
新規プラットフォーム『PMN』の立ち上げと規模拡大
同社の購買データを基盤とした企業向けサービス『ONE for BUSINESS』では、複数の大手消費財メーカーに対し、競合分析・顧客分析・ブランドリフト調査からデジタル広告の効果検証までを最短1ヶ月のワンストップで提供している。
さらに2025年には、広告配信から実購買の計測・還元までを一気通貫で管理する購買成果連動型プラットフォーム『PMN(Performance Media Network)』を立ち上げた。同プラットフォームはリリース間もなく20を超えるメディアパートナーへの導入が見込まれるなど普及が進んでおり、『ONE』と『PMN』を合わせて現在4,000万人を超えるアプリユーザーに接続するプラットフォームへと成長している。
出資の背景と今後の支援方針
グローバル・ブレインは、模倣困難な大規模購買データベースや、『ONE』でデータを蓄積し『PMN』で購買成果連動型マーケティングインフラへと進化させるビジネスモデル、実購買データ活用ニーズが高まる国内消費財・小売市場のポテンシャルを評価して出資を決定した。今後、WEDの購買データプラットフォームが消費財メーカーや小売企業にとって不可欠なインフラとなることを期待し、事業成長に向けて支援を行っていくとしている。なお、本案件の担当キャピタリストは門脇 裕が務める。
各社概要
両社の概要は以下の通り。
WED株式会社
- 所在地: 東京都渋谷区
- 代表者: 代表取締役 新井 俊樹
- 設立日: 2016年5月
- 事業内容: レシート買取アプリ『ONE』を起点とした購買データプラットフォーム事業と、レシートデータを活用した企業向けマーケティング支援サービスの提供
- URL: https://wed.company/
グローバル・ブレイン株式会社
- 所在地: 東京都渋谷区渋谷二丁目17番1号
- 代表者: 代表取締役社長 百合本 安彦
- 設立日: 1998年1月
- 事業内容: ベンチャーキャピタル事業
- URL: https://globalbrains.com
本記事はグローバル・ブレイン株式会社の発表をもとに作成されています。
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