エス・エム・エスが東京都の障害者雇用エクセレントカンパニー賞を受賞
株式会社エス・エム・エスは、東京都が表彰する「障害者雇用エクセレントカンパニー賞」を受賞した。同社の障害者雇用組織「シェアードサービスグループ」におけるキャリア形成支援や高い定着率の実現といった先進的な取り組みが評価され、2026年度の受賞企業3社のうち1社として選定された。
東京都による「障害者雇用エクセレントカンパニー賞」は、障害者が職場でいきいきと活躍できる環境を整備するため、特色ある優れた取り組みを行う企業を表彰する制度で、2026年度で10回目を迎える。障害者法定雇用率を達成している都内企業のうち、能力開発や処遇改善などを積極的に行う優良企業が選ばれる。
障害者雇用組織におけるキャリア形成と高い定着率
株式会社エス・エム・エスが評価された「シェアードサービスグループ」では、障害のある社員が社内各部門から切り出された400種類を超える業務を担当している。メンバーのマネジメントを行うリーダーの半数も障害のある社員が務めている。
一般部署への異動などのキャリアパスの構築に加え、正社員率は8割を超えており、障害のある社員の安定的かつ主体性を持ったキャリア形成を推進している。
業務内製化の推進と専門担当としての活躍
同社は2018年に社内業務を受託する障害者雇用組織を立ち上げ、2020年からは障害者雇用の内製化に注力してきた。現在、「シェアードサービスグループ」は約90名規模で、精神・発達障害のある社員が9割を占めている。
本社の同一オフィスにて、人事・経理業務や営業事務、PC・タブレットのキッティングなど400種類を超える業務の委託を受け、機能別のチームに分かれて担当している。外注していた業務の内製化を進めることで、グループ全体の生産性向上にも寄与しているという。
同グループでは最大3カ月のトライアル勤務制度を経て事業部へ異動し、専門担当として活躍する社員も出ている。入社1年以上を経過した社員の正社員登用率は8割超、入社3年後の定着率は85.0%(2021年度・2022年度入社者)となっている。
2030年に向けた組織拡大と支援事業の展開
同社は今後について、雇用率達成にとどまらず、障害のある社員が適切な評価のもとで能力を伸ばし、安心して活躍し続けられる環境づくりを実践する方針だ。シェアードサービスグループでは一人ひとりの特性に応じた配慮と品質担保を両立させ、2030年に向けて約200名規模への拡大を目指すとしている。
また、社内実践で得たノウハウを活かし、法人向け障害者雇用支援サービス「かべなし」を通じて他企業の課題解決を支援する。シェアード推進部 シェアードサービスグループ 責任者の佐々木 一哉は、受賞を励みとして障害者雇用の形を磨き上げ、実践的な知見を「かべなし」事業を通じて広く社会や他社へ展開していく考えを示している。
会社概要
- 名称:株式会社エス・エム・エス
- 所在地:東京都港区芝公園2-11-1住友不動産芝公園タワー
- 代表者:代表取締役社長 髙畑正樹
- 会社設立:2003年4月
- 資本金:25億5,172万円(2026年3月31日現在)
- 従業員数:連結4,660人、単体3,214人(2026年3月31日現在)
- 事業内容:高齢社会に求められる領域を、医療・介護/障害福祉・ヘルスケア・シニアライフと捉え、価値提供先であるエンドユーザ・従事者・事業者をつなぐプラットフォームとしての情報インフラを構築し、サービスを展開
- URL:https://www.bm-sms.co.jp/
本記事は株式会社エス・エム・エスの発表をもとに作成されています。
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