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アウンコンサルティング、富岡製糸場と絹産業遺産群の世界関心動向調査結果を発表

アウンコンサルティング株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役CEO:信太 明、東証スタンダード:2459)は、世界文化遺産である「富岡製糸場と絹産業遺産群」に関する世界各国・地域を対象とした関心動向調査の結果を発表した。

調査は世界32カ国・地域を対象に、Googleキーワードプランナーによる推定検索数を参考に集計された。国・地域別の検索数ではアメリカが1位となり、シンガポール、台湾が続いている。

検索上位はアメリカ・シンガポール・台湾の順

世界32カ国・地域を対象に関連キーワードの検索数を国・地域別に集計した結果、上位3カ国・地域はアメリカ、シンガポール、台湾の順となった。

1位のアメリカでは、検索キーワード「富岡製糸場」と「富岡シルク」が同国全体の約90%を占めており、施設名や絹そのものに関する検索が検索数を押し上げた主な要因とみられる。2位のシンガポールでも同様に「富岡製糸場」「富岡シルク」の2つが約80%を占め、基本的な検索キーワードが全体の検索数を押し上げる傾向が示された。

一方、3位の台湾では「富岡製糸場」が中心となりながらも、「群馬 観光」「荒船風穴」「富岡 ホテル」などにも検索が分散しており、国・地域による検索行動の違いがみられた。

キーワード別のランキングでは、1位「富岡製糸場」、2位「富岡シルク」、3位「富岡 ホテル」となった。特に上位2つのキーワードだけで全体の約73%を占めている。

4位には「群馬 観光」が入り、台湾、韓国、香港などの東アジアで比較的多く検索された。これは施設名から直接探す行動に加え、地域観光の文脈で世界遺産の情報を探す動きも確認されている。

なお、今回のランキングはGoogleキーワードプランナーによる推定検索数を参考に集計したものであり、実際の来訪者数、予約数、認知度、来訪意向を直接示すものではないとしている。

世界遺産「富岡製糸場と絹産業遺産群」の背景

2014年に世界文化遺産に登録された「富岡製糸場と絹産業遺産群」は、富岡製糸場、田島弥平旧宅、高山社跡、荒船風穴の4つの構成資産からなる。

明治政府は生糸の品質向上と生産拡大を目的に1870年に官営模範器械製糸場の建設を決定し、フランス人技師ポール・ブリュナを指導者として迎えて1872年に富岡製糸場の操業を開始した。当時、長さ約140メートルの繰糸所に300釜の繰糸器が並ぶ世界最大規模の器械製糸工場であった。

創業当初には外国人が飲んでいた赤ワインをめぐる誤解から工女が集まりにくかった際、初代場長・尾高惇忠の娘である尾高勇(ゆう)が最初の伝習工女として入場するなど、文化の違いを乗り越えて技術を受け入れていった歴史も伝えられている。

調査概要

  • 調査趣旨:富岡製糸場と絹産業遺産群(世界文化遺産)に関する検索動向調査
  • 対象国・地域:OECD加盟主要国を中心にアウンコンサルティングが選定した世界32カ国・地域(北欧4カ国:フィンランド、スウェーデン、ノルウェー、デンマーク/湾岸協力会議(GCC)6カ国:サウジアラビア、クウェート、バーレーン、カタール、アラブ首長国連邦(UAE)、オマーン)
  • 対象キーワード:アウンコンサルティングが選定した富岡製糸場と絹産業遺産群関連の主要キーワード
  • 調査対象時期:2025年9月~2026年8月
  • 分析項目:国・地域別の検索ボリュームおよびランキング
  • 調査方法:Googleキーワードプランナーを用いた国・地域別の検索データ集計、関係機関による公的資料・公式情報を基にアウンコンサルティングが独自分析

本記事はアウンコンサルティング株式会社の発表をもとに作成。 UNESCO World Heritage Centre「Tomioka Silk Mill and Related Sites」、富岡市「しるくるとみおか 富岡製糸場」の公表情報を参照。

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