三菱UFJ信託銀行 大分と山形で系統用蓄電所の建設開始 オリックス等と出資
三菱UFJ信託銀行株式会社は、連結子会社である合同会社ジーアイアイ2を営業者とする匿名組合を通じ、大分県由布市および山形県米沢市において系統用蓄電所「由布蓄電所」および「米沢蓄電所」の建設を開始した。オリックス株式会社を含む共同投資家3社と共同で出資を行う。
系統用蓄電所の建設と開発・運営体制
本事業は、発電所から電気を消費者に届けるための変電、送電、配電までの一連のシステムである電力系統に大型蓄電池を接続する取り組みである。
三菱UFJ信託銀行の100%子会社である株式会社グリーンインフラ・デベロップメントが、オリックスを含む共同投資家および同子会社とともに、蓄電所の開発や運営に関する意思決定支援や事業管理を行うアセットマネジメントを担う体制をとる。
施設規模と運転開始の予定
由布蓄電所は2028年、米沢蓄電所は2030年の運転開始を予定している。
各蓄電所の規模は次の通り。
- 由布蓄電所:定格出力70MW、定格容量280MWh
- 米沢蓄電所:定格出力75MW、定格容量309MWh
放電可能な電力量を示す定格容量について、1日1サイクルの充放電を行った場合、由布蓄電所は一般家庭約2.3万世帯、米沢蓄電所は一般家庭約2.8万世帯の1日の使用量に相当する(環境省「家庭部門のCO2排出実態統計調査‐家庭でのエネルギー消費量について」をもとに三菱UFJ信託銀行にて算出)。
両蓄電所は卸電力市場、需給調整市場、容量市場に参画し、電力の余剰時に充電して不足時に放電することで、電力需給の安定化に寄与する。
事業の目的と今後の展望
本事業は、再生可能エネルギーの導入拡大に伴って重要性が高まる系統用蓄電所事業への資金供給を通じ、電力需給の安定化および再生可能エネルギーの有効活用を目指すものとしている。
三菱UFJ信託銀行は将来的について、より広範なエネルギー・インフラ領域を対象とした事業参画、ファンド組成等信託機能の提供等を通じて、多様な投資家へ運用機会を提供するとともに、持続可能な社会の実現に貢献していくとしている。
本記事は三菱UFJ信託銀行株式会社の発表をもとに作成。
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