丸紅から現地決済型ふるさと納税事業を譲受 ブランジスタ子会社が本格参入へ
株式会社ブランジスタは、連結子会社である株式会社旅色トラベルにおいて、現地決済型ふるさと納税サービス「ふるさtoらべる」事業を丸紅株式会社から譲り受けることを決定した。この事業譲受により、同社グループとして初めてふるさと納税事業へ本格参入する。事業譲受日は2026年12月31日を予定している。
旅行メディア「旅色」の顧客基盤を生かしたサービス領域の拡大
株式会社ブランジスタのグループは、2007年に旅行メディア「旅色」を創刊して以降、電子雑誌、記事コンテンツ、動画などを活用したプロモーションにより、全国の地方自治体や宿泊施設、飲食店、観光施設など、地域の魅力発信と観光誘客に取り組んできた。「旅色」の掲載施設は約7,500施設、自治体とのタイアップ実績は延べ300件にのぼり、全国8か所の営業拠点を通じて、地域の観光振興、ふるさと納税PR、移住定住PR支援による地域活性化に貢献してきたとしている。
今回の「ふるさtoらべる」の事業譲受により、これまでの地域情報の発信や観光誘客に加え、送客、現地消費、ふるさと納税まで、旅行者と地域をつなぐ「旅色」のサービス領域が拡大する。これにより、地域活性化への貢献を深化させるとともに、新たな収益機会を創出する事業基盤の構築を進めていく方針だ。
現地決済型ふるさと納税サービス「ふるさtoらべる」の特徴
「ふるさtoらべる」(https://furusa-travel.jp/)は、旅行者が訪れた地域でふるさと納税を行い、その場で発行される電子クーポンを宿泊施設やゴルフ場などでの支払いに利用できる現地決済型のふるさと納税サービスである。
利用者は導入施設に設置されたQRコードを自身のスマートフォン等で読み込み、専用ページから寄附を行う。寄附後には返礼品として電子クーポンが即時発行され、施設の精算に利用できる仕組みとなっている。会員登録や専用アプリのダウンロードは不要で、施設側も新しく専用端末を別途導入する必要がない。

一般的なふるさと納税サービスが旅行前の「タビマエ」を中心とするのに対し、「ふるさtoらべる」は旅行者が現地に訪れている最中の“タビナカ”で新たな寄附機会を創出することを特徴としており、2022年12月にサービスを開始した。現在は京都府 京都市、兵庫県 神戸市、神奈川県 箱根町など人気観光地、人気温泉地で導入されている。
既存事業との相互提案による事業推進
「ふるさtoらべる」は、地方自治体や宿泊施設をはじめとした観光関連事業者を主な取引先としており、既存事業との高い親和性があるという。事業譲受後は、双方の顧客基盤を活用した相互提案が可能となる。「旅色」の既存顧客に対しては「ふるさtoらべる」の導入を提案し、「ふるさtoらべる」の既存顧客に対しては「旅色」を活用したプロモーションや旅行・観光関連サービスなど、グループが提供する各種サービスを提案していくとしている。
また、全国8か所の営業拠点や、これまで築いてきた自治体・観光関連事業者とのネットワークを活用して導入拡大を目指す。譲受後は株式会社旅色トラベルを中心に事業を推進し、既存顧客との取引機会拡大と新たな自治体・観光関連事業者との接点創出を進めることで、地域活性化領域における収益機会の拡大を図る構えだ。
事業譲受の概要
- 譲渡会社:丸紅株式会社
- 譲受会社:株式会社旅色トラベル
- 対象事業:現地決済型ふるさと納税サービス「ふるさtoらべる」事業
- 契約締結日:2026年9月15日
- 事業譲受日:2026年12月31日(予定)
本記事は株式会社ブランジスタの発表をもとに作成されています。
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