しくじり先生、100億円訴訟“世界最悪の夏フェス”からの教訓をカズレーサーが授業

2017年にバハマの島で開催された大型フェス「ファイア・フェスティバル」は、世界中のセレブやパリピが集結したものの、主催者の準備不足により大失敗に終わった。約6000人の来場者が島に閉じ込められ、100億円の訴訟問題に発展し、主催者が逮捕される事態となった。

10月4日放送の反面教師バラエティ番組『しくじり先生 俺みたいになるな!!』では、お笑いコンビ・メイプル超合金のカズレーザーが、この「史上最悪の夏フェス」について授業を行った。

番組では、イベント当日に起きた様々なトラブルが紹介された。大雨でテントやマットレスが水浸しになったり、「一流シェフによる豪華な食事」とうたっていたにもかかわらず、用意された食事は質素なものだったりと、来場者の不満は募るばかり。トイレやロッカーも圧倒的に不足していた。

我慢の限界に達した来場者たちは、帰りの便が翌日まで来ないことを知り、島から脱出できない状況に追い込まれると、テントやマットレスを奪い合う大暴動に発展した。

こうした一部始終がSNSで拡散されると、世界中で話題に。主催者のビリー・マクファーランドは100億円の集団訴訟を起こされ、禁錮6年の実刑判決を受けた。一方、共同主催者のベテランラッパー、ジャ・ルールは無罪となった。

カズレーザーは、この事件から学ぶべき教訓について語り、「イベントに限らず仕事における大事な考え」を示した。また、2022年に早期釈放されたビリーの「とある宣言」に、生徒たちは大興奮。お笑いコンビ・平成ノブシコブシの吉村崇は、「俺も“ファイアフェスティバルジャパン”絶対やりたい」と、ビリーの生き様に感化されたと語った。

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