Cloverse、スポーツブランドFILAと生成AIによるブランドクリエイティブを制作
Cloverse株式会社は、スポーツライフスタイルブランド「FILA」とともに、生成AIを活用した新たなブランドクリエイティブを制作しました。従来の撮影をAIで置き換えるのではなく、AIだからこそ実現できる新しい表現を起点にコンセプトから設計し、現実の撮影空間にとらわれない独自の世界観を画像や動画として具現化しています。制作されたクリエイティブは、WebやSNS、店頭での大判ビジュアルなど複数のチャネルで展開されます。

今回のクリエイティブテーマは「フルティガーエアロ」です。熱帯魚や水草などの有機的なモチーフに、光や浮遊感、近未来的な要素を掛け合わせることで、現実と非現実が交差する異空間を表現しました。
実際のロケーションやセットありきで発想するのではなく、作りたい世界観からクリエイティブを設計しています。CloverseのクリエイターによるディレクションとAIによる生成を組み合わせ、モデル、商品、空間までを一つの世界観として構築しました。




ブランドと消費者の接点が多様化する中、各チャネルに最適化したクリエイティブを継続的に展開することが課題となっています。実写撮影を中心とした従来の制作プロセスでは素材のバリエーションや表現の幅に物理的な限界があるのに対し、コンセプトの具現化から表現の検証、画像・動画制作に至るクリエイティブプロセス全体に生成AIを活用することで、各チャネルの特性に合わせた多様なアウトプットへの展開が可能になります。
多様なチャネルへタイムリーに供給する量と、従来の撮影手法では難しかった新たな表現の双方をAIによって拡張する取り組みを進めています。
AIクリエイティブ基盤「Clovia」への知見反映
Cloverseは今後もFILAのようなスポーツ・ファッションブランドと、AIを活用したビジュアル制作に取り組むことを検討しています。Key Visual、キャンペーン、SNS、店頭、動画など、ブランドの世界観や表現品質が重視される領域におけるAI活用の可能性を検証していく方針です。
Cloverse代表取締役の中谷健太郎氏は、「生成AIの価値は、これまでの撮影を速く、安く置き換えることだけではないと考えています」と述べています。ブランドとの制作から得られる知見をAIクリエイティブ基盤「Clovia」へ反映し、ECなどの大量制作からブランドクリエイティブまで企業のクリエイティブ制作を支える基盤への拡張を目指します。
Cloverse株式会社の概要
- 本社:東京都港区
- 代表取締役:中谷健太郎
- 事業内容:企業向けAIクリエイティブ基盤「Clovia」の開発・提供
本記事はCloverse株式会社の発表をもとに作成。
ビジネスパーソンの課題解決と納得感にこだわるDellows News編集部。キャリア論からAI、健康法まで幅広い分野に対応し、複雑なテーマでも平易な言葉で丁寧に解説。読者が「明日から使える」知識やヒントを得られるよう、具体的な事例・データ・専門家の見解を交えて執筆。情報を整理し、納得感ある記事づくりを心がけています。



