Imagenが写真編集の新機能Intelligent Studioを発表
Imagenは2026年9月29日、写真編集に関する新たなアップデートを発表した。新機能「Intelligent Studio(インテリジェント スタジオ)」により、セレクトや編集の順序にとらわれない柔軟なワークフローを提供する。RAWおよびJPEGデータの本格的な編集機能や、自然な言葉で指示できるAIアシスタントなどを新たに搭載する。
本格的な写真編集機能と柔軟な作業フロー

Intelligent Studioの導入により、写真をセレクトしてから編集するだけでなく、最終的なセレクトの前に編集を始めたり、一部の写真を先行して仕上げてプレビューを作成したりすることが可能になる。
また、Imagen内で完結する本格的な編集機能が搭載された。RAWとJPEGの両方に対応し、明るさや色の調整、ディテール、明瞭度、レンズ補正、パース補正、クリエイティブな仕上げなどの手動調整を同一環境内で行える。Adobe Lightroomを使った従来のワークフローも引き続き利用できるほか、編集中に選択した写真へ追加のAI Profile(AIプロファイル)を直接適用することも可能となっている。
自然言語で指示できるAIアシスタントとAIフィルター
今回のアップデートでは、撮影データから必要なカットを探して作業を進めるAI機能も導入された。

AIアシスタントでは、例えば「花嫁が写っている写真を探して、クローズアップのポートレートだけ肌をなめらかにして」といった自然な言葉で指示を出すことで、写真の検索から調整までの一連の作業をまとめて実行できる。
あわせて搭載されたAIフィルターでは、手作業でのタグ付けを行わずに、人物やシーン、印象的な瞬間などをもとに必要な写真を絞り込むことができる。AIに任せる範囲は撮影内容やプロジェクトに応じて写真家自身が選択できる。



写真家の編集傾向を学習する独自AIモデル
Imagenは、写真家の仕事の進め方を学習する独自のAIモデルを採用した。繰り返し行われる編集傾向や過去の修正内容を認識し、基本的な編集スタイルと特定の撮影での表現上の選択を区別して理解する。
Imagen共同創業者兼CEOのYotam Gilは、ソフトウェアがすべての写真家に同じワークフローを求めるべきではないとしたうえで、写真家自身がプロセスをより自由にコントロールできるようにすることがツールの役割であると述べている。
提供開始時期と料金プラン
今回のアップデートは、2026年9月29日より順次提供が開始される。

料金プランは、月額最低7米ドルの利用量に応じた従量課金プランと、月額定額プラン「Limitless」が用意されている。Intelligent Studioの導入に伴い、従量課金プランはAI機能を使用するごとではなく、最終的に書き出す写真に対して料金を支払う体系に変更される。
Imagenの概要
- 対象:プロの写真家・映像クリエイター
- 提供機能:セレクト、編集、レタッチ、納品などの撮影後ワークフロー支援
- 主な対応分野:ウェディング、ポートレート、不動産、商業撮影など
本記事はImagenの発表をもとに作成されています。
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