グローバル・ブレイン運営ファンド、ホテル運営AIのWAYFARERに出資
グローバル・ブレイン株式会社が運営するCanon Marketing Japan MIRAI Fundは、ホテル運営AIプラットフォーム『Materia Connect』を開発・提供するWAYFARER株式会社へ、リードインベスターとして出資を実行しました。
WAYFARER株式会社が培ってきたホテル運営とテクノロジー開発を一体化したビジネスモデルや実行力を評価したもので、今後はキヤノンマーケティングジャパン株式会社との協業可能性を含めた支援が進められます。
デジタル領域でAI活用が急速に進む一方、ホテルをはじめとする物理空間の運営へのAI導入には多くの課題が存在しています。ホテル運営では予約や価格設定、清掃、人員配置といった多岐にわたる業務を24時間365日にわたりリアルタイムで連携させる必要がありますが、現場では複数システムが分断されたまま利用され、手作業が多く残っているのが現状です。
こうした状況に対し、Wayfarerは既存のPMS(Property Management System)を置き換えることなく、システム、業務データ、AIをAPIで統合するホテル運営AI基盤『Materia Connect』を開発・提供しています。
13施設での実証機能と今後の展開
『Materia Connect』は、収益管理、予約、顧客体験、現場オペレーション、AIエージェント連携の各機能を統合するAIホテル運営基盤です。
AIダイナミックプライシングによるRevPARの最大25%向上、90秒オンラインチェックイン、清掃・シフト管理の自動化など、Wayfarer自身が運営する13施設での実証を経た機能群を提供しています。なお、RevPAR向上率はWayfarerの運営実績に基づく最大値であり、実際の効果は施設、立地、導入範囲、市況その他の条件により異なります。
今後は外部ホテルへの展開に加え、将来的な海外展開も視野に入れています。
出資の理由と今後の支援体制
グローバル・ブレイン株式会社は、ホテル運営とテクノロジー開発を一体化した独自のビジネスモデルや、自社施設での実証を通じて磨き上げた『Materia Connect』のAI基盤としての差別化、創業者自らが現場に入り込んで事業を構築してきたチームの実行力を評価して出資を決定しました。
今後はCanon MJ MIRAI Fundを通じたキヤノンマーケティングジャパン株式会社との協業可能性を含め、Wayfarerのホテル事業と『Materia Connect』のプラットフォーム展開を積極的に支援していく方針です。なお、本件の担当キャピタリストは大津 知之氏と向井 誠一朗氏が務めます。
関連組織の概要
出資を受けたWAYFARER株式会社は、東京都港区に拠点を置き、代表者をチュー・ウィンストン氏と小出ランス氏が務める2019年10月設立の企業です。ホテル・ホスピタリティ事業およびプロパティテクノロジー事業を展開しています(URL: https://materiaos.ai/ja/ )。
出資元となるCanon MJ MIRAI Fund(登記上の名称: キヤノンマーケティングジャパン未来投資事業有限責任組合)は、グローバル・ブレイン株式会社が無限責任組合員として運営しています。
運営元であるグローバル・ブレイン株式会社は、1998年1月に設立されたベンチャーキャピタル事業を展開する企業です。代表取締役社長は百合本 安彦氏が務め、東京都渋谷区渋谷二丁目17番1号に拠点を置いています(URL: https://globalbrains.com )。
本記事はグローバル・ブレイン株式会社の発表をもとに作成しました。
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