伝え方が9割が41回目の重版 シリーズ世界累計260万部を突破
コピーライターの佐々木圭一氏による著書『伝え方が9割』(ダイヤモンド社)が、2026年5月22日に41回目の重版となり、シリーズ世界累計発行部数が260万部を突破した。発売から13年が経過した現在、AIの普及を背景に「人間同士にしかできない伝える力」の価値があらためて注目を集めている。
再注目を集める3つの社会変化
本書が今再び注目されている背景には、コミュニケーションを取り巻く3つの社会的な変化がある。
1つ目は、AIにはできない人間にしかできないことへの注目である。AIの普及により正しく丁寧な文章の作成は容易になったものの、直接コミュニケーションを取り信頼関係を築く価値がより強く求められている。
2つ目は、ハラスメントへの配慮と伝え方の課題である。威圧的な言動による自治体首長の辞職や、上司の伝え方への不満を理由とする人材の離職などが報じられる中、「何を言うか」だけでなく「どう言うか」を丁寧にケアする意識が高まっている。なお、2025年6月成立の改正労働施策総合推進法により、2026年10月からカスタマーハラスメント対策や求職者へのセクハラ対策が全企業に義務づけられる。
3つ目は、世代間のコミュニケーションギャップである。文末の句点「。」に威圧感を覚える「マルハラ」や「電話恐怖症」といった言葉に象徴されるように、世代間で前提や感じ方が異なる中、相手の価値観や立場を踏まえて伝える重要性が増している。
『伝え方が9割』が10年以上にわたり読み継がれている理由として、伝え方を「センス」ではなく「再現可能な技術」として体系化した点が挙げられる。
例えば、2026年W杯・チュニジア戦前日会見における森保一監督の対応では、メンバー変更の質問に対し「回答を控えさせていただいてもよろしいですか」「日本人の記者の皆さんも、日本代表チーム、日本サッカーチームの一員だと思います」と説明する場面があった。これは本書が紹介する「チームワーク化」という技術にあたるものであり、あらゆるビジネスパーソンに伝え方の技術が求められる時代になっている。
講演やオンライン講座への展開
本書のメソッドは書籍にとどまらず、株式会社ウゴカスが提供する法人向け講演・研修「伝え方が9割講演」や、個人向けオンライン講座「伝え方が9割オンライン」として展開されている。「伝え方が9割講演」は受講満足度95.2%を達成している。
著者の佐々木圭一氏は「AIがどれだけ普及しても、その積み重ねを担うのは、結局のところ人間自身に他なりません」「伝え方はセンスではなく、誰でも身につけられる技術です。人と人とがコミュニケーションを取り、信頼関係を築く価値が高まっている今の時代に、この本が少しでもお役に立てば、これほど嬉しいことはありません」と述べている。
著者プロフィールおよび関連情報
- 著者:佐々木圭一(株式会社ウゴカス代表、コピーライター)
- 実績等:日本人初、One Show DesignゴールドおよびカンヌゴールドをMr.Childrenのキャンペーン等で受賞。国内外55のアワードに入賞。TBS「情熱大陸」にコピーライターとして初出演。
- 講演・研修に関するお問い合わせ:https://www.ugokasu.co.jp/consultation/contact/
- 個人向けオンライン講座「伝え方が9割オンライン」:https://www.ugokasu.co.jp/school/
- X(旧Twitter):https://x.com/keiichisasaki
- note:https://note.com/keiichisasaki
本記事は株式会社ウゴカスの発表をもとに作成されています。
ビジネスパーソンの課題解決と納得感にこだわるDellows News編集部。キャリア論からAI、健康法まで幅広い分野に対応し、複雑なテーマでも平易な言葉で丁寧に解説。読者が「明日から使える」知識やヒントを得られるよう、具体的な事例・データ・専門家の見解を交えて執筆。情報を整理し、納得感ある記事づくりを心がけています。



