おいしい健康が製薬企業向けに個別栄養相談プログラムの提供を開始
株式会社おいしい健康は、製薬企業を対象とした患者支援ソリューション「個別栄養相談プログラム」の提供を開始した。本ソリューションは、患者個々の疾患や薬剤に伴う食事関連の悩みについて、LINEやメールなどを通じて同社の管理栄養士に相談できるサービスとなっている。日々の食生活支援を通じて患者満足度の向上と治療継続の支援を行い、導入時に専用アプリの開発は不要としている。
LINEやメールを活用した相談窓口の構築
個別栄養相談プログラムは、製薬企業の患者支援プログラムやオウンドメディアに組み込み、LINEまたはメールによる栄養相談窓口を構築するソリューションである。専用アプリの開発や患者による新たなツールの習得が不要なため、既存の患者支援プログラムやオウンドメディアと組み合わせて活用できる。
本プログラムでは、副作用による食欲不振や体重減少など治療中に生じる食事の悩みに管理栄養士が個別に対応し、食事・栄養面から患者の治療継続をサポートする。また、患者から寄せられた相談内容は匿名化され、月次レポートとして提供されるため、日々の生活の中で患者が抱える食事・栄養に関する悩みを把握し、今後の患者支援施策などに活用できる。
想定される活用領域

治療中の食事課題を抱える様々な患者への支援を想定している。日々の体調を考慮しながらの食生活が続く潰瘍性大腸炎(IBD)などの消化器疾患や、治療に伴い食欲不振や味覚変化が頻繁に生じるがん患者、食事の制約が発生する一方で専門的な食事支援を行える医療者が限られている希少疾患などが挙げられている。
導入の流れと今後の展開
導入にあたっては、対象疾患や薬剤の特性に合わせ、管理栄養士による相談対応の範囲・方針を製薬会社とともに設計する。導入費用は初期費用および想定利用者数に応じた月額費用となり、対象となる患者数の規模に合わせて設計される。有害事象報告に関しては、あらかじめ定めた手順に沿って対応する運用をとる。
同社は今後、「個別栄養相談プログラム」を通じて患者の日常における食事・栄養面の支援を強化し、「Patient Success Program(PSP)」と組み合わせて「情報を届けるPSP」から「日常の悩みに答えるPSP」へと患者支援の幅を広げていくとしている。
株式会社おいしい健康の概要
株式会社おいしい健康は野尻哲也が代表取締役CEOを務め、「Food as Medicine」をコンセプトに製薬・医療機器企業のPatient Success Program(PSP)を食事・栄養面から支援するヘルスケア・スタートアップである。
- 主なサービス:月間200万人の患者・家族が利用するAI献立・栄養管理アプリ「おいしい健康」、医療機関向け生活指導SaaS「Kakaris(カカリス)」
- 提供機能:PSPの食事・栄養指導コンポーネント、市販後リアルワールドエビデンス構築、患者インサイト調査
- 実績・体制:80種類以上の疾患に対応した管理栄養士監修の食事支援体制、複数の大学・研究機関との24件の共同研究実績
本記事は株式会社おいしい健康の発表をもとに作成。
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