クレオ、就活生と採用担当者の意識調査結果を分析 5つのギャップを整理
株式会社クレオの採用マーケティングチームは、就活生と企業の採用担当者を対象に実施した2つの調査結果を重ねて分析し、企業が伝えようとしていることと学生が実際に知りたいことの間にある「5つのズレ」を整理して公表した。採用担当者の約9割が就活生との「価値観のギャップ」を感じている一方、就活生の約8割は就活情報サイトや企業の採用サイトを見て「情報が足りない」と感じている実態が明らかになっている。

採用活動で見落としがちな5つの「ズレ」

同社がまとめた企業と就活生の間にあるギャップは以下の5点となっている。

- 「魅力の押し売り」ギャップ:企業が採用メッセージや自社の魅力の伝え方の見直しに力を入れているのに対し、就活生は入社後のイメージギャップを防ぐため、社風や働き方のリアル、社員の人柄など働く姿を具体的にイメージできる情報を求めている。
- 「前提すっ飛ばし」ギャップ:企業が自社らしい魅力のアピールに注力する一方、就活生は企業を検討するスタートラインとして、給与や福利厚生、働き方などの条件を最初に確認している。
- 「表側だけメイク」ギャップ:企業が採用サイトのリニューアルを重視する中、就活生はデザインやキャッチコピーだけでなく、給与や福利厚生の詳細、仕事内容、キャリアパス、先輩社員の等身大の働き方など、応募を判断できる具体的な情報を求めている。
- 「頻度だけホールド」ギャップ:企業が内定辞退防止のために定期的な連絡や面談など接点の維持を進める一方、就活生は接点の回数ではなく、普段の職場に近い人間関係や社員同士のリアルな空気感を見極めようとしている。
- 「一方通行審査」ギャップ:企業が対面での反応や本人の言葉を通じて「その人らしさ」を確かめる選考へシフトする中、就活生側には選考の意図や評価基準が伝わっておらず、納得感を持てる選考設計が求められている。


今回の分析においてクレオは、企業が「何を伝えるか」「どう接点を持つか」を考える一方で、学生は「ここで働く自分を想像できるか」「検討するにあたっての情報が揃っているか」を判断していると指摘している。採用活動の見直しにおいては、企業側の伝えたいことだけでなく、学生がその場で何を知り何を判断しようとしているのかという視点が重要になるとしている。

調査概要
クレオが実施した2つの調査の対象は以下の通り。
- 就活生の企業選びにおける本音調査:大学3・4年生および就業2年以内の社会人1,010名
- 就活生との価値観ギャップに対する企業の対策:従業員数100名以上の企業で新卒採用に関与する人事・採用担当者1,003名
株式会社クレオ 会社概要
- 企業名:株式会社クレオ
- 所在地:東京都千代田区丸の内2-5-1 丸の内二丁目ビル5F
- 代表取締役社長:横井 司
- 事業内容:マーケティングおよび、広告・プロモーションのトータルソリューション
- 設立:1968年12月
- 資本金:8,284万円
- URL:https://kreo.jp/
本記事は株式会社クレオの発表をもとに作成。
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