東陽テクニカ、光衛星通信向け気象モニターSky Monitorを発売へ
株式会社東陽テクニカは、光衛星通信向けの大気観測システムを開発するフランスのMiratlas S.A.S(Miratlas社)と日本国内における独占販売代理店契約を締結した。同社が製造・販売する気象モニター「Sky Monitor(スカイモニター)」の国内販売を、2026年9月29日より開始する。複数の地上局候補地における観測データの集約・分析を通じて、通信に適した地上局の選定や運用を支援する方針だ。
光衛星通信の実用化と大気観測の重要性
光衛星通信は、電波の代わりにレーザー光を使って衛星と通信する技術であり、従来の電波通信に比べて通信容量を大幅に増やせることから次世代の衛星通信技術として期待されている。一方で、レーザー光は雲によって遮られる制約があるため、実用化に向けては複数の地上局の中から大気条件の良い拠点を選択して通信を行う手法が検討されている。
これに伴い、大気の状態を継続的に把握し、通信に適した地上局を選択できる環境の整備が求められている。東陽テクニカはMiratlas社との独占販売代理店契約により、光衛星通信分野における計測ソリューションを拡充し、地上局の調査・設計・運用を支援する体制を強化する。
「Sky Monitor」は、光通信の品質を左右する雲量、大気乱流、大気吸収に加え、気温、湿度、風、雨などの一般気象も一つのシステムで継続的に測定できる屋外設置型の気象モニターである。大気状態を把握することで、通信可用率の評価、設備設計、通信可能時間の予測に活用できる。
昼夜を問わず連続的かつ自律的な観測に対応し、取得したデータはダッシュボード上でリアルタイムに確認可能となっている。各拠点の観測結果を集約・分析することで、通信条件が良い地上局を選択する「サイトダイバーシティ」運用を支援する。
展示会への出展予定
東陽テクニカは、本ソリューションを「第70回宇宙科学技術連合講演会」にて紹介する予定だ。
- 開催展名:第70回宇宙科学技術連合講演会
- 会期:2026年11月10日(火)~11月13日(金)
- 場所:ライトキューブ宇都宮
- イベントURL:https://smartconf.jp/content/sstc70
製品データおよび企業情報
製品の基本情報は以下の通りである。
- 製品名:気象モニター「Sky Monitor (スカイモニター)」
- 販売開始日:2026年9月29日
- 販売価格:要お見積り
- 製品ページURL:https://www.toyo.co.jp/emc/products/detail/id=47281
Miratlas S.A.S
- 所在地:フランス・ペルテュイ
- CEO:Jean-Edouard Communal (ジャン=エドゥアール・コミュナル)
- Webサイト:https://miratlas.com/
株式会社東陽テクニカ
- 本社:東京都中央区
- 代表取締役 社長執行役員:高野 俊也(こうの としや)
- Webサイト:https://www.toyo.co.jp/
本記事は株式会社東陽テクニカの発表をもとに作成。
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