麻生建築&デザイン専門学校の学生が志免町の多世代ハウス設計競技で受賞
志免町民の生活支援を考える会・暮らし方ラボしめが主催する「多世代ハウスコンペ設計競技」に、麻生建築&デザイン専門学校の学生11名が参加しました。2026年9月2日(水)の開催当日は40人を超える来場者があり、約100名による投票が行われました。その後、2026年9月16日(水)に麻生建築&デザイン専門学校で表彰式が開かれ、最優秀賞および優秀賞が選出されました。
地域課題の解決と多世代の支え合いを目指す取り組み
この取り組みは、高齢であることを理由に志免町内で住み替え先が見つからず町外へ転居せざるを得なかった事例を背景に、住み続けたい町であり続けるための住まいを模索する想いから始まりました。少子高齢化や単身世帯の増加に伴い、身寄りのない高齢者の退院後支援など地域での支え合いが求められる中、人と人、人と地域がつながり互いに見守り合える賃貸住宅の提案が募集されました。
最優秀賞および優秀賞の選出

コンペでは学生たちが実際の暮らしや地域とのつながりを考慮した住まいを設計し、審査の結果、以下の作品が受賞しました。
- 【最優秀賞】『ひとつの中庭、いくつもの気配』
建築工学科 3年 中間 亮吾さん(鹿児島/指宿高校 出身) 建築工学科 3年 和田 沙織さん(福岡/福岡女子高校 出身)
- 【優秀賞】『ひとつ屋根のまち。~住み続けたいを、住まいに~』
建築工学科 2年 後藤 人暖さん(福岡/つくば開成福岡高校 出身) 建築工学科 2年 島内 莉瑚さん(佐賀/佐賀工業高校 出身) 建築工学科 2年 上尾 夏生さん(大分/鶴崎工業高校 出身) 建築工学科 2年 長尾 歌心結さん(大分/日田林工高校 出身)
- 【優秀賞】C班 『受け入れる住まい』
建築学科 2年 宮嶋 諒さん(福岡/嘉穂総合高校 出身) 建築学科 2年 栗元 未歩さん(長崎/壱岐高校 出身) 建築学科 2年 日髙 龍之介さん(福岡/福岡第一高校 出身)
- 【優秀賞】『縁をひらく』
建築工学科 3年 田中 結里さん(鹿児島/鹿児島女子高校 出身) 建築工学科 3年 林田 似唯菜さん(長崎/長崎女子商業高校 出身)

最優秀賞を受賞した中間亮吾さんは、町民や役所とのコミュニケーションを通じて求められているものを深く考える重要性を学んだとし、今後も暮らす人や利用する人に寄り添える設計者を目指したいと振り返っています。
主催者による評価と今後の展望

株式会社飯田工務店の取締役 企画推進部長である東 新一郎 氏は、シミュレーション動画などのツールを用いた高度な提案を評価し、今後は戸建ての空き家を活用したリフォーム版の提案コンペや施工・DIYなどの実践的な場を提供したい意向を示しました。

また、株式会社oota不動産の代表取締役である太田 秀一郎 氏は、学生が町の課題を深く洞察して設計に落とし込んだ姿勢をプロレベルと評し、新築プロジェクトの実現に向けた整備を進めるとともに、学生が今後も継続してプロジェクトに関わることへの期待を寄せています。
提案作品の展示と投票
多世代ハウスコンペ設計競技で提案された学生の作品は、以下の日程と場所で展示および投票の受付が行われます。
- 日程:2026年9月17日(木)~2026年9月30日(水)
- 場所:志免町総合福祉施設 シーメイト(〒811-2292 福岡県糟屋郡志免町志免中央1丁目1番1号)
本記事は麻生建築&デザイン専門学校の発表をもとに作成しています。
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