エヌ・デーソフトウェアとBSCode、介護現場の記録効率化へ協業開始
エヌ・デーソフトウェア株式会社とBSCode株式会社は、介護現場における記録業務の効率化と職員の業務負担軽減を目的として、2026年8月にスマートグラスやAIを活用したシステム連携の実現に向けた協業を開始しました。
両社は今後、技術検証や実証を通じて、介護職員が利用者と向き合う時間を増やし、より良い介護サービスの実現につながる新たな価値創出を目指すとしています。
介護職員不足と記録業務の負担増が背景


厚生労働省「第9期介護保険事業計画に基づく介護職員必要数について」の推計によると、2040年度に必要な介護職員数は約272万人とされています。2022年度の約215万人に対し、約57万人の追加確保が必要とされる中、2023年度には介護職員数が調査開始以来、初めて減少に転じました。

介護現場では記録・転記・帳票作成といった間接業務が職員の負担となっており、ケアに集中できる時間の確保や現場の記録業務負担の軽減が、人材定着と介護の質の両面で求められています。
両社は第一弾として、2026年8月にスマートグラスやAIを活用したシステム連携の実現に向けた検討および技術検証を開始しました。
スマートAIグラスとAI分析の可能性に加え、エヌ・デーソフトウェアが提供する福祉業務支援ソフトウェア「ほのぼの」シリーズの基盤を掛け合わせることで、記録のためにケアの手が止まらない現場の実現を目指します。今後は展示会での共同発信のほか、介護事業所での実証やシステム連携に向けた技術検証を進め、進捗は順次発表される予定です。
現場の負担軽減とケアの質向上を目指す両社の狙い
BSCodeは、スマートグラスとAIにより記録のためにケアの手を止めない現場づくりを目指しており、全国72,300を超える事業所を支えてきたエヌ・デーソフトウェアとの協業を通じて、職員が人にしかできない介護に集中できる環境の実現に取り組むとしています。
エヌ・デーソフトウェアは、深刻化する人材不足と間接業務への対応に対し、AIや新たなデバイスとの連携による生産性向上が重要であるとし、業務負担軽減と利用者に向き合う時間の両立を目指す姿勢を示しています。
両社の概要
- BSCode株式会社
- 所在地:東京都港区赤坂2丁目11−3 福田ビルウエスト 7階
- 事業内容:スマートグラス×AIを活用した介護・農業向け記録システムの開発・提供(NASGlassは厚生労働省主催C第1回CARISO Caretech Startup Awards審査員特別賞を受賞)
- URL:https://bscode.co.jp/
- エヌ・デーソフトウェア株式会社
- 所在地:〒992-0479 山形県南陽市和田3369
- 代表:代表取締役社長 松山 庸哉
- 設立:2018年12月20日
- 資本金:100百万円(2023年3月末時点)
- 株主:SOMPOホールディングス株式会社(100%)
- 事業内容:福祉・医療関連オリジナルソフトウェアプロダクトの企画・開発・販売およびソフトウェア運用支援・ソフトウェア保守サービス。自社開発福祉業務支援ソフトウェア『ほのぼの』シリーズの販売および運用サポート。
- URL:https://www.ndsoft.jp/
本記事はエヌ・デーソフトウェア株式会社およびBSCode株式会社の発表をもとに作成しました。
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