小田急電鉄 米サンディエゴの賃貸住宅持ち分を取得 米国総投資額は100億円超に
小田急電鉄株式会社(本社:東京都新宿区 社長:鈴木 滋)は、アメリカ現地法人であるOdakyu USA Inc.を通じ、カリフォルニア州サンディエゴ市の賃貸住宅GEMA Apartmentの一部持ち分を取得した。運用開始日は2026年9月1日(火)となっている。本件の実施により、同社における米国での総投資額は100億円超となる。
本物件は、現地不動産事業者のGL Capital Partnersが運用するファンドの保有案件であり、小田急電鉄株式会社は同ファンドから一部持ち分を取得した。保有期間中に共用部のリノベーション等を実施し、物件価値を高めたうえで売却を行うバリューアッド戦略での投資としている。
物件の特徴と周辺環境
GEMA Apartmentは、2002年に竣工した地上4階・地下2階、住戸数230戸の賃貸住宅である。中庭を取り囲む低層ガーデンタイプの建物は市中心部において希少性があり、周辺の競合物件と比較して広めの住戸で構成されていることから、今後のリノベーションによる価値向上の余地が見込まれている。
物件のあるカリフォルニア州サンディエゴ市は、大規模な海軍基地など防衛、医療、教育を中心とした産業基盤を有し、人口流入が続いている。本物件は中心市街地に近接した住宅街に位置しており、主要商業エリアまで徒歩15分圏内、大学や医療施設が集積するエリアまで車で約20分という立地となっている。
米国における事業展開
小田急グループは経営ビジョン「UPDATE 小田急~地域価値創造型企業に向けて~」の下、沿線での事業活動に加え、米国や豪州において日系・現地パートナーとの共同事業を通じた短期回収型の不動産投資を展開している。
米国では2020年2月の現地法人設立以降、ショアライン市(シアトル都市圏)やモントクレア市(ロサンゼルス都市圏)で賃貸住宅開発事業に参画してきた。2026年5月にはオンタリオ市(ロサンゼルス都市圏)の賃貸住宅の一部持ち分をGL Capital Partnersの運用ファンドから取得しており、本件は同社との2件目の案件となる。今後もファンド投資等を通じて現地事業者との関係を構築し、事業参画の機会を増やしていく方針である。


物件および関連会社概要
- 物件名称:GEMA Apartment
- 所在地:1471 8th Ave, San Diego, California 92101
- 敷地面積:11,169㎡
- 建物総面積:19,742㎡(約85㎡/戸)
- 戸数:230戸
- フロア数:地上4階・地下2階
- GL Capital Partners 概要
- 所在地:Pleasanton,California
- 設立:2008年
- 事業概要:米国西海岸を中心とした賃貸住宅に対する投資、運用、物件の管理・運営代行業務
- Odakyu USA Inc. 概要
- 所在地:Honolulu, Hawaii(登記所在地)
- 設立:2020年
- 事業概要:米国における不動産事業(賃貸・売買・開発ほか)
- 参考(主な海外不動産投資事例):https://www.odakyu.jp/company/otherbiz/international_businesses/
本記事は小田急電鉄株式会社の発表をもとに作成。
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