米ナレッジワーカーの61%が休暇明けの仕事に憂鬱と回答 Zoom調査
Zoom が Morning Consult に委託して米国のナレッジワーカーを対象に実施した調査「Out of Office Index」によると、61% が休暇取得後に待ち受ける仕事を憂うつに感じていることが明らかになりました。また、48% は休暇に入る前から不安を感じており、過去 1 年間に取得可能な有給休暇を一部でも使い残した人は 57% に上っています。
仕事から完全に離れることで復帰時に遅れを取る懸念から、42% が仕事上のストレスを理由に休暇をまったく取らないことを検討し、68% が休暇明けに何百件もの未読メールに直面するより休暇中も受信トレイを確認するほうがよいと回答しています。Zoom のブランド戦略・アクティベーション責任者である Whitney Magnuson は、多くの従業員が休暇から戻ったときに待ち受ける仕事への不安を抱えたまま過ごしている実態が数値化されたと述べています。
休暇前後における負担の実態と世代・役職別の傾向
調査では、多くの従業員にとって有給休暇の取得準備が休暇明けへの備えになっている実態が示されました。65% が仕事を前倒しで進めるために休暇前に通常より長時間働いていると回答しています。
休暇明けの負担に関しては、77% が未読のメールやメッセージをストレスの原因に挙げ、88% が仕事のペースを取り戻すまでに少なくとも丸一日を要し、53% が完全に仕事に追いつくまでに 3 日以上を要しています。
世代や役職別では、Z 世代の 52% が有給休暇に入る前に不安を感じ、52% が仕事のストレスを理由に休暇を取らない選択を考えたことがあり、65% が昨年、取得可能な有給休暇を一部でも使い残していました。管理職においては 53% が休暇前から不安を感じており、非管理職の 36% を上回っています。さらに管理職の 70% が休暇前に通常より長く働き、60% が有給休暇を一部使い残しています。
特定の個人に依存した業務環境では、休暇取得の影響がチーム全体に及ぶ傾向が見られます。
- 71% が、チームメンバーが不在の場合に業務の遅れが生じることがあると回答
- 75% が、重要なチームメンバーの不在時にそのメンバーの業務が少なくとも 1 日停滞すると回答
- 65% が、チーム内の連携に支障が生じると回答
- 60% が、同僚の不在によって業務効率が低下すると回答
こうした状況を背景に、IT 意思決定者の 76% が、今後 12 カ月以内にチームの生産性と業務継続性を支えるツールに投資する予定であるとしています。
休暇復帰を支援するAIへのニーズ
休暇明けの業務再開に向けて、AI を活用した支援に対して高い需要が示されています。
- 82% が、不在中の出来事を AI に要約してほしいと回答
- 80% が、不在の間に下された意思決定を自動的にまとめてほしいと回答
- 79% が、休暇明け初日の To Do リストを AI に作成してほしいと回答
- 78% が、復帰時に AI が業務へのキャッチアップを支援するのであれば休暇中に仕事から完全に離れやすくなると回答
- 76% が、AI によるキャッチアップ支援があれば有給休暇をこれまで以上に取得すると回答
- 69% が、AI ツールによりワークライフバランスが改善する可能性があると回答
Zoom は、AI を活用して不在中のミーティングやチャットなどの情報を整理し、復帰後のキャッチアップを効率化する ZoomMate を提供しています。なお、2026 年 9 月 24・25 日(木・金)には、ZoomMate に関するウェビナーの開催が予定されています。
調査概要
- 調査名称: Out of Office Index
- 調査実施: Morning Consult(Zoom 委託)
- 調査時期: 2026 年
- 調査対象: 米国のナレッジワーカー 1,000 人、IT 意思決定者 500 人
- 標本誤差: ナレッジワーカー ±3 ポイント、IT 意思決定者 ±4 ポイント
本記事は Zoom の発表をもとに作成。
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