第一回DESIGN GALLERY AWARD優秀作決定 2027年に展示へ
日本デザインコミッティーは、第一回「DESIGN GALLERY AWARD」の優秀作品を決定した。個人・団体を合わせて全106件の応募の中から選考を行い、2作品を優秀作として選出した。
受賞した2作品は、2027年2月および4月の2期にわたり、松屋銀座7階デザインギャラリー1953にて順次企画展として展示される予定となっている。

全106件から2作品を優秀作に選出
第一回「DESIGN GALLERY AWARD」には、個人応募70件、団体応募36件の計106件の作品や提案が寄せられた。選考は日本デザインコミッティーの選定委員である深澤直人、原研哉、内藤廣、佐藤卓、須藤玲子の各氏が担当し、デザインの美しさや機能性に加え、思考の深さや社会への問いかけ、将来的な展開可能性などを審査した。
日本デザインコミッティー理事長の田川欣哉氏は、応募作品から日本のデザインの現在地と厚みを実感したとし、800回を超える展覧会を重ねてきたデザインギャラリー1953を起点に、つくり手とともにデザインを前へ推し進めていきたい旨のコメントを寄せている。




第一期展示:小野栞による「空間の輪郭展」
第一期展示では、アーティスト・デザイナーの小野栞氏による「小野栞・空間の輪郭展」が開催される。会期は2027年2月17日(水)から4月12日(月)までで、第802回デザインギャラリー1953企画展として行われる。
同展では、ステンレスワイヤーを手編みしてギャラリーのシルエットを象った大型立体作品を展示し、空間そのものを捉え直すことで「何もない」と感じられる余白を生み出す試みを行う。小野氏はテキスタイル技法を用いた作品制作や衣服デザインなどを手がけ、第57回日本クラフト展経済産業大臣賞・日本クラフト大賞の受賞歴を持つ。
第二期展示:鈴木結菜による「Structure as package 補完し合うかたち展」




第二期展示では、デザイナーの鈴木結菜氏による「鈴木結菜・Structure as package 補完し合うかたち展」が開催される。会期は2027年4月14日(水)から6月7日(月)までで、第803回デザインギャラリー1953企画展として行われる。
本展は、かつて卵の運搬に用いられた「卵つと」の合理性や造形性に着目し、現代の素材である紙紐を用いて卵を包む新しい造形を再検討する内容となっている。鈴木氏は株式会社日本デザインセンターに所属し、グラフィックやプロダクト、展示空間などのプロジェクトに関わっている。
なお、第一期展示初日前の2027年2月17日(水)には、優秀作受賞者が来場する取材会の実施が予定されている。
デザインギャラリー1953および日本デザインコミッティーの概要は以下の通り。

- デザインギャラリー1953
- 所在地:東京都中央区銀座3-6-1 松屋銀座7階
- 開設:1964年
- 面積:45平米
- 日本デザインコミッティー
- 設立:1953年
- 創立メンバー:岡本太郎、丹下健三、柳宗理ほか
- 公式サイト:https://designcommittee.jp/
- DESIGN GALLERY AWARD WEBページ:https://designcommittee.jp/award/
本記事は日本デザインコミッティーの発表をもとに作成。
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