株式会社アルバイトタイムスは、2024年3月より、採用管理システム「ワガシャ de DOMO」と対話型AI面接サービス「SHaiN」を連携することを発表した。この連携により、アルバイトタイムスが運営する求人メディア「DOMO」「DOMO NET」「JOB」を利用した応募者は、エントリー後すぐに面接が可能となり、24時間いつでも、どの場所でも面接ができるようになる。

人手不足が深刻化し厳しい採用環境が続く中、応募者のニーズに合わせた採用方法が求められている。面接の日程調整がなくなることで応募者の心理的なハードルが下がり、応募後の離脱率を下げる効果が見込める。また、求人企業側では面接担当者の不足や、面接のために責任者が現場を離れることで業務運営に支障をきたすなどの課題が発生している。これらの課題を解決するために、「SHaiN」の導入により面接工程が自動化され、面接日程の調整や負担がなくなることで、本来の業務に専念することが可能になる。

「SHaiN」は、タレントアンドアセスメント社が開発した戦略採用メソッドをもとに、人間の代わりにAIが面接を実施するサービスだ。人間が行う面接で課題視されてきた評価のばらつきが改善され、合否基準の統一、先入観のない公平公正な選考を実現する。受検者はスマートフォンやタブレットを利用し、非対面・非接触で24時間365日、いつでもどの場所でもAIと対話しながら面接を行うことができる。

一方、「ワガシャ de DOMO」は、自社専用の採用サイトを簡単に作成できる採用管理システムで、求人の応募効果を最大化しつつ、求人原稿作成代行で採用担当者の負担も軽減できるサービスだ。創業以来50年、求人に携わってきた求人広告のプロが作成した求人原稿が、Indeed、求人ボックス、スタンバイ、DOMO NETなど、複数の求人サイトに自動掲載される。

このような新たな取り組みにより、アルバイトタイムスは採用環境の改善と効率化を図る。また、「SHaiN」は「ワガシャ de DOMO」等の有料オプション商材となる。