ブリッジスマイルがシリーズAで総額8億1,900万円を調達
株式会社ブリッジスマイルは、かんぽNEXTパートナーズ株式会社やモバイル・インターネットキャピタル株式会社、PARTNERS FUNDなどを引受先とした第三者割当増資等により、シリーズAラウンドで総額8億1,900万円の資金調達を実施した。同社は調達した資金を活用し、製品購入時の予約から職人のAI差配、品質管理、エンドユーザー対応までを一気通貫で担うプラットフォーム構築と組織体制の強化を進める。
資金調達の背景とプラットフォームの役割
家電や住宅設備機器、カー用品、EV充電器などの販売現場では、ECや実店舗を問わず設置や施工の手配業務において電話やFAX、紙伝票が用いられるなど、アナログな商習慣が残っている。こうした状況は販売事業者の事務コスト増や販売機会の損失を招くだけでなく、職人の移動や事務作業の負担増につながり、職人不足や高齢化が課題となっている。
同社はこの課題に対し、ECサイトや家電量販店などの実店舗システムと連携して製品購入と同時に設置サービスの即時予約を可能にする仕組みを展開している。自社で蓄積した現場オペレーションの知見とテクノロジーを組み合わせ、販売事業者、エンドユーザー、職人の三者が抱える業務負荷の軽減を目指している。
一気通貫オペレーションとAI差配エンジン
同社のサービスでは、予約受付から全国1,900名を超える職人の差配、施工品質管理、エンドユーザーとの日程調整や問い合わせ対応までを代行する。これにより販売事業者は設置管理の手間を省き、本業の販売業務に注力できるようになる。
また、独自の「AI差配エンジン」により、職人のスキルや現在地に基づいた最適ルートでの自動アサインを行っている。これにより、従来の手配業務と比較して差配オペレーションの生産性が6倍に向上した実績があるという。日程調整やルート計算、事務手続きなどの業務を本部とシステムが引き受けることで、職人が現場作業に専念できる環境を整えている。
調達資金の使途と今後の展開
今回調達した総額8億1,900万円は、主に以下の3領域に投資される。
- AI・システム開発:職人のスキルや評価スコア、移動リスク等をAIが学習する「スコア連動型AIアサイン」の実装や、AIコミュニケーション機能の開発を進める。
- 職人向け「スーパーアプリ」の開発:業務管理機能に加え、稼働実績や品質スコアに応じた作業完了後の「報酬の即日払い」や「小口融資支援」といったフィンテック機能の実装を進める。
- 組織・採用体制の強化:事業開発、プロダクトマネージャー、施工管理、現場職人などの採用を大幅に強化し、組織基盤を拡充する。
今回の資金調達の引受先
本ラウンドにおける引受先は以下の通り(順不同)。
- かんぽNEXTパートナーズ株式会社
- モバイル・インターネットキャピタル株式会社
- PARTNERS FUND
- mint
- Gazelle Capital
- 三菱UFJキャピタル株式会社
- New Commerce Ventures株式会社
- イノベーション・エンジン株式会社
- Aflac Ventures Japan株式会社
- INNOVATION V Capital
- 株式会社ジーアイビー
- 株式会社DE-SIGNキャピタル
会社概要
- 会社名:株式会社ブリッジスマイル
- 代表者:代表取締役 閔 融
- 所在地:東京都港区赤坂1-14-14 第35興和ビル 304号
- 設立:2023年4月
- 事業内容:設置・施工アウトソーシング事業、施工DXプラットフォーム(設置業界特化型OS)の開発・提供
- URL:https://www.bridgesmile.co.jp/
本記事は株式会社ブリッジスマイルの発表をもとに作成。
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