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宮城谷昌光の中国歴史小説 公孫龍 巻三と巻四が9月28日発売 全四巻で完結

宮城谷昌光による中国歴史小説『公孫龍』の最新刊となる『公孫龍 巻三 白龍篇』と『公孫龍巻四 玄龍篇』が9月28日に発売される。既刊の『公孫龍 巻一 青龍篇』『公孫龍 巻二 赤龍篇』に続き、今回の刊行をもって全四巻で完結する。中国戦国時代末期を舞台に、王の血をひく謎の英傑・公孫龍の活躍を描く。

巻三および巻四の物語

『公孫龍 巻三 白龍篇』では、新潮文庫『楽毅』でも描かれた知将・楽毅による大戦略が展開される。周王朝の王子という出自を隠し商人として各地を渡り歩く公孫龍の尽力によって燕に仕えることになった楽毅は、強国の斉を攻略するため各国の連合策を考案し、公孫龍の援けを得て燕の昭王の悲願であった斉への復讐を果たす。

『公孫龍 巻四 玄龍篇』では、趙の恵文王が西の強国・秦の昭襄王から名玉「和氏の璧」と秦の領土十五城との交換を持ち掛けられ、困難な使者に公孫龍が同行する。公孫龍の活躍で秦王の姦計を免れるものの、治者の徳よりも法を優先して民を苛烈に統治する秦の政治に接し、公孫龍は新しい時代の到来を予感する展開となっている。

物語の始まりでは、人質として周から燕に送られることとなった十八歳王子稜が、父赧王の書翰から王宮内の陰謀を知る。山賊の襲撃から救った趙の幼き二公子の求めに応じ、商人「公孫龍」として趙の都邯鄲を目指した。商人となった公孫龍は燕の昭王や趙の恵文王の信頼を得る一方、趙の後継者争いで先代王の主父と対立し、燕では魏王の使者として訪れた楽毅の獲得に奔走した。

作中には公孫龍や楽毅のほか、恵文王(公子何)、東武君(公子勝)、主父(武霊王)、昭王、昭襄王、湣王、頃襄王、赧王、孟嘗君、郭隗といった戦国時代の人物が登場する。

書籍概要と著者紹介

著者の宮城谷昌光(みやぎたに・まさみつ)は1961(昭和36)年、岐阜県岐阜市生れ。会社員を続けながら作家活動を行い、2007(平成19)年から作家に専念した。主な著書に『放浪大名 水野勝成』『ふたりの本多』『高虎と天海』『田沼と蔦重』『秀長と利休』などの歴史小説をはじめ、「居眠り同心影御用」「公家さま同心飛鳥業平」「双子同心捕物競い」「鳥見役京四郎裏御用」「観相同心早瀬菊之丞」「椿平九郎 留守居秘録」「やったる侍涼之進奮闘剣」「大江戸無双七人衆」「大江戸人情見立て帖」などのシリーズがある。

刊行される書籍の詳細は以下の通り。

  • タイトル:公孫龍 巻三 白龍篇 / 公孫龍 巻四 玄龍篇
  • 著者名:宮城谷昌光(みやぎたに・まさみつ)
  • 発売日:9月28日
  • 造本:文庫版
  • 定価:(税込) 各737円
  • ISBN:978-4-10-144463-5 / 978-4-10-144464-2
  • URL:

巻三 https://www.shinchosha.co.jp/book/144463/ 巻四 https://www.shinchosha.co.jp/book/144464/

本記事は新潮社の発表をもとに作成。

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