JaSROがクリプト便運用業務に16年間連続で最高位AAAisを付与
一般社団法人日本セキュリティ格付機構(略称:JaSRO、本社:東京都中央区)は、NRIセキュアテクノロジーズ株式会社が提供するセキュアファイル転送/共有サービス「クリプト便」の運用業務に対し、情報セキュリティ格付け最高位の「AAAis」を付与しました。同業務への「AAAis」付与は16年間連続となります。

マネジメントの成熟度およびセキュリティ対策の強度が極めて高い水準で講じられており、新たな脅威にも迅速かつ適切に対処できるケイパビリティを有していることが評価されました。
16年間連続となる最高位格付AAAisの付与
NRIセキュアテクノロジーズ株式会社は、2001年にWebブラウザから安全に電子ファイルを送受信できるセキュアファイル転送/共有サービス「クリプト便」を開始しました。2011年5月にはクラウド(ASP/SaaS)サービスとして初めて国内最高の「AAAis」が付与されています。
AAAisは全17段階中最高位の格付で、求められるセキュリティ水準は「リスク耐性は極めて高く、多くの優れた要素がある」状態と規定されています。付与には「新たな脅威に迅速に対応し、常時、高水準の管理状態を維持、発展させている」「常時、リスクをモニタリングし、即時に柔軟な対応ができる」という2つの要件を満たす必要があります。
マネジメント成熟度の面では、セキュリティ統括責任者を中心とする組織体制の維持や、体系的に整備された規程類の着実な更新、ワークフローを取り入れた実装・運用管理の継続が確認されています。年次でのeラーニング実施による社内教育のほか、自社開発ツールの社内導入や他社ソリューションの柔軟な組み合わせによる情報管理の一元化・効率化が進められています。
セキュリティ対策強度の面では、本番機へアクセスする際の専用室や専用端末の設置、サーバへのアクセスチェック機能、脆弱性検査、ファイアーウォールの24時間監視、サイバー攻撃の脅威への対策、書庫へのアクセス権管理などの強化が継続的に図られています。また、管理職によるレビューや複数名による作業実施の徹底を通じ、悪意ある内部者に対する管理策も有効に機能していると評価されました。
国際認証の取得状況とISMAP認定
同サービスに関連するセキュリティ認証として、2003年5月にISO/IEC 27001(ISMS)の認証を全社全部署で一括取得したほか、2020年4月にはクリプト便サービスにおいてISO/IEC 27017(ISMSクラウドセキュリティ)、ISO/IEC27018(パブリッククラウドにおける個人情報の保護に特化した基準)、PCI DSS(クレジットカード業界の国際的なセキュリティ基準)に準拠した認証を取得しています。
さらに、クリプト便は政府情報システムのためのセキュリティ評価制度(ISMAP)に認定(登録日2023年12月25日)されています。ISMAPは、「政府情報システムにおけるクラウドサービスのセキュリティ評価制度の基本的枠組みについて」(令和2年1月30日サイバーセキュリティ戦略本部決定)に基づき、内閣サイバーセキュリティセンター・デジタル庁・総務省・経済産業省が運営する制度です。
格付結果の概要
今回の格付結果の詳細は以下の通りです。
- 企業名:NRIセキュアテクノロジーズ株式会社
- 格付の種別:情報セキュリティ格付
- 格付IDコード:10000080206C2616
- 格付スコープ:クリプト便サービス運用業務
- 格付対象:クリプト便サービス運用チーム
- 想定リスク:情報漏えい
- 格付符号:AAAis(トリプルA)
- 格付の方向性:安定的
- 有効期間:2026年9月28日から2027年9月 27日まで(交付日から1年間)
本記事は一般社団法人日本セキュリティ格付機構の発表をもとに作成しました。
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