株式会社バリューHRは、2024年9月18日開催の取締役会において、株式会社メンタルヘルステクノロジーズとの資本業務提携契約締結について決議した。

バリューHRは、健康情報のデジタル化と健康管理のインフラ企業を事業ビジョンに掲げ、独自開発した健康管理プラットフォーム「バリューカフェテリア®システム」を企業や健康保険組合に提供している。現在、240万人以上が利用しており、健診予約、健診結果管理、特定保健指導などのサービスを通じて、個人の健康状態の見える化と健康の保持・増進に貢献している。

一方、メンタルヘルステクノロジーズグループは、日本初のグローバル上場を目指すメンタルヘルステック企業として、質の高い産業医・産業保健師によるサービスと、従業員の心身の健康管理に関するクラウド型サービス等を提供している。

少子高齢化による人手不足やメンタルヘルス問題による休職者の増加から、企業における健康経営の重要性と従業員の健康管理・メンタルヘルス対策のニーズが高まっている。両社は、バリューHRの健康管理プラットフォームとメンタルヘルステクノロジーズグループの専門性の高い人材を融合し、メンタルヘルス対策ニーズに迅速に対応できる効果的な「健康経営®」（※）と「人的資本経営」の推進を支援する。

両社は、顧客基盤を活かした相互送客と、強みを活かした企業向けサービスの検討を進める。バリューHRは、市場買付の方法により、メンタルヘルステクノロジーズの普通株式を発行済株式数の2％を上限として取得する。

（※）「健康経営」は、NPO法人健康経営研究会の登録商標。