Z世代のAI普及率で日本の遅れが顕著、世界の若者のAI活用調査
AI技術の進歩に伴い、若者たちの人生観やキャリア構築方法が大きく変化している。これまでの伝統的なキャリアパスや学び方にとらわれるのではなく、新しいスキル習得の方法が求められている。特に、AIを活用した学習が急速に普及している一方で、人とのつながりや対面での学びを求めるニーズも存在する。
オンライン英会話レッスン Preply(プレプリー)は、2023年6月に世界9地域の18歳から43歳までの現役世代約5400人を対象に、AIと共存する世代の願望や学習習慣に関する調査を実施した。
調査結果によると、日本の若者は人生の目標として「経済的な安定」を最も重視しており、世界的にも珍しく「家族や友達と過ごす時間」よりも「自分の趣味に費やす時間」を好む傾向がある。また、日本のZ世代・ミレニアム世代のAIツールの導入は、他国に比べて遅れており、 世界平均では54.5%の若者がAIツールを利用しているのに対し、日本は41.0%にとどまっている。
一方、Z世代とミレニアル世代の22%が、AI関連スキル習得に取り組んでいることも明らかになった。AIを活用した語学学習が一般化しつつある中、実際にAIを使った学習を好む人は7%にとどまり、実践的な学習を好む人は12%と人気が高いことがわかった。
AIは、世界中の若者にとって必要不可欠なツールとなりつつあるが、語学学習においては、実践的な学習が依然として求められており、単に知識を吸収するだけでなく、人とのつながりや対面での学びを重要視する傾向にあることが明らかになった。
Preply(プレプリー)では、英語、中国語、スペイン語をはじめ、様々な言語のマンツーマンレッスンをオンラインで提供しており、世界中のあらゆる言語を学ぶことができる。
出典:オンライン英会話レッスン Preply(プレプリー)
https://preply.com/ja/blog/aspirations-and-learning-habits-survey/