パナソニック オートモーティブシステムズ 市販カーナビ生産終了へ 2027年3月
神奈川県横浜市に本社を置くパナソニック オートモーティブシステムズ株式会社(代表取締役社長:永易正吏)は、市販市場向けカーナビゲーションおよび専用オプション品の生産を2027年3月までに終了することを決定しました。同社は1993年の市販カーナビ発売以来、30年以上にわたり事業を展開してきましたが、スマートフォンナビの普及や車載インフォテインメントシステムの標準装備化といった市場環境の変化を踏まえた判断となります。なお、生産終了後も同社の保証規定に基づきアフターサービスを提供していく方針です。
30年以上にわたり業界をリードしてきた市販ナビ事業
パナソニック オートモーティブシステムズ株式会社は、1993年に市販カーナビを発売して以降、30年以上にわたり市場の発展に貢献してきました。2003年には「ストラーダ」ブランドを立ち上げ、国内市販カーナビゲーションにおいて業界初(※ワイドVGAモニター搭載モデルは2004年10月、地上デジタルチューナー標準装備モデルは2006年5月の各発表当時。同社調べ・ウェブ調査)となる高画質ワイドVGAモニター搭載や地上デジタルチューナー標準装備、フローティング大画面ナビなどの技術を市場に投入しました。
また、2011年にはポータブルナビ「ゴリラ」ブランドも加わり、多様な移動ニーズに対応してきました。
市場環境の変化と生産終了の決定
近年では、スマートフォンナビの普及に加え、車両におけるコネクテッド対応や車載インフォテインメントシステムの高度化・標準装備化が進展しています。市販市場においてもディスプレイオーディオの普及が進むなど、利用者の車載情報機器に対するニーズや選択肢が多様化しています。
同社はこれらの環境変化を踏まえ、事業の継続について慎重に検討を重ねた結果、市販市場向けカーナビゲーションおよび専用オプション品の生産を2027年3月までに終了することを決定しました。
主な生産終了製品は以下の通りです。
- 市販カーナビゲーション
- 市販ドライブレコーダー
- 市販リヤビューカメラ
生産終了後のアフターサービスと製品供給
生産終了後も、対象製品に対して以下の対応が継続されます。
- 地図更新などのソフトウェアサービスの提供
- 修理・補修対応などのアフターサービス
- お客様サポート窓口の継続
生産を終了する製品の品番一覧や各サービスの提供期間・条件などの詳細については、順次ウェブサイト( https://panasonic.jp/car/ )の「商品に関する重要なお知らせ」に掲載される予定です。また、発表後も生産終了までは製品の供給を継続し、販売店および関係会社と連携しながら市場における安定した供給に努めるとしています。
2027年4月には「モビテラ株式会社」へ社名変更予定
パナソニック オートモーティブシステムズ株式会社は、日本を本社とし、海外8か国に傘下子会社を有するグローバル企業です。Tier1として国内外の自動車メーカーにインフォテインメントシステムなどの先進技術を提供しており、企業ビジョンに世界一の「移ごこちデザイン」カンパニーを掲げています。
なお、同社は2027年4月1日より社名を「モビテラ株式会社」に変更する予定です( https://automotive.panasonic.com/ )。
本記事はパナソニック オートモーティブシステムズ株式会社の発表をもとに作成されています。
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