株式会社イーシーキューブとアマゾンジャパンが、Amazon Payの新バージョン「CV2」への移行支援を開始すると発表した。CV2はAmazon Payの新しい決済テクノロジーで、旧バージョンのCV1から移行することで、購入体験の改善や購入率の向上が期待できるという。

CV2への移行には技術的課題とコストがかかることが想定されるため、イーシーキューブはアマゾンジャパンと協力し、現在EC-CUBE用Amazon Pay CV1対応プラグインを使用している店舗向けに、手間やコストをかけずにCV2対応プラグインに移行できるよう支援を実施する。この移行支援は先着10社限定で、2024年9月17日から開始される。

CV2への移行のメリットとして、カゴ落ち防止、エラーハンドリングの不要化、UXの改善、完成度の高いデザインなどが挙げられている。Amazon Payを導入することで、Amazonアカウントに登録された配送先情報やお支払い情報を利用して決済ができるため、面倒な情報入力なしに簡単・安全に商品を購入できるようになり、購買率の改善と新規会員獲得率の向上につながるとしている。

また、EC-CUBEでのサイト構築や事業拡大、バージョンアップ、セキュリティ対策、決済サービス選定などの課題解決に関する相談は、「EC-CUBEアドバイザー」を活用できる。

EC-CUBEはオープンソースであるため、ソースコードの自由なカスタマイズや機能追加、外部サービスや企業の基幹システムとの連携が可能で、自社独自のプラットフォーム構築で競争優位性の創出を強力にサポートできる。また、セキュリティ支援として、「アプリケーション」「環境」「人」を軸とした三位一体のセキュリティ支援を行っている。