第76回エミー賞で真田広之、アンナ・サワイが日本人初の主演部門受賞

第76回エミー賞の授賞式が日本時間9月16日に米ロサンゼルスで開催され、ダン・レヴィとユージン・レヴィ親子が司会を務めた。ドラマ・シリーズ部門では、『SHOGUN 将軍』が作品賞、主演女優賞、主演男優賞など合計18部門を受賞。真田広之とアンナ・サワイが日本人初のエミー賞主演部門受賞を果たした。

真田は作品賞受賞のスピーチで、これまで時代劇の歴史を担ってきた人々への感謝の気持ちを日本語で語った。そのほか主要賞では、助演女優賞にエリザベス・デビッキ(『ザ・クラウン』)、助演男優賞にビリー・クラダップ(『ザ・モーニング・ショー』)、監督賞にフレデリック・E・O・トーイ(『SHOGUN 将軍』)、脚本賞にウィル・スミス(『窓際のスパイ』)が選ばれた。

コメディ・シリーズ部門の主な受賞は、作品賞が『Hacks』、主演女優賞がジーン・スマート(『マネー ~彼女が手に入れたもの~』)、主演男優賞がジェレミー・アレン・ホワイト(『一流シェフのファミリーレストラン』)。リミテッド・シリーズ/テレビ映画部門は、作品賞とリチャード・ガッドの主演男優賞、脚本賞を『私のトナカイちゃん』が受賞した。

授賞式には、コリン・ファレル(『THE PENGUIN-ザ・ペンギン-』)や前年度主演男優賞のスティーヴン・ユァン、大ヒットドラマ「ザ・ホワイトハウス」の主要キャストなど、多くのハリウッドスターがプレゼンターとして登場。レッドカーペットと授賞式の模様は、動画配信サービス「U-NEXT」が国内独占でライブ配信。9月23日まで同時通訳による見逃し配信を行い、9月20日からは字幕版のアーカイブ配信を予定している。