「Book & Share」、タワマン・中小マンション向けシェアリングサービス開始
株式会社コネプラは、タワーマンションや中小規模マンションの住民を対象にした新しいシェアリングサービス「Book & Share」の提供を開始すると発表した。2024年3月22日からiOS版とAndroid版アプリの提供が開始される。
「Book & Share」は、住民限定のクローズドな空間で情報を交換できる機能や、不用品や読み終わった本を譲れる機能を備えたサービスだ。また、管理会社や理事会・自治会、周辺地域の店舗等からの情報を、アプリからタイムリーに配信・閲覧することが可能である。
このサービスは、情報のシェアリングによる生活の利便性向上や、不用品のシェアリングによる循環型社会の実現につなげることを目指している。利用登録の際には、専用のコードを用いて居住者を認証する仕組みを採用しており、住民限定のクローズドな空間で、マンションの共用部等についての情報交換や、周辺の店舗等についての情報共有ができる。
また、不要になった物品や、読み終わった本を同じマンションの住民に譲ることができる。これにより、「捨てるにはもったいない」「誰か使ってくれたら」「面白いから読んで欲しい」という、モノや本に関するニーズを捉え、また、廃棄物や配送負荷の削減を通じて循環型社会の実現に貢献する。
さらに、「パートナー連携機能」により、パートナー専用アカウント(住民向け画面の閲覧制限付)を、管理会社、周辺の自治会・商店等に付与することができる。パートナー専用アカウントからの投稿により、マンション掲示板情報、自治会の回覧板情報、お店からのお得なクーポン等を、住民がアプリからタイムリーに確認できる。
「Book & Share」は、2024年3月に竣工するアトラスタワー五反田(総戸数213戸)に全国で初めて導入される。本物件は、JR山手線五反田駅徒歩5分に位置する地上30階建てのゲーテッドタワーマンションで、近年、スタートアップ企業の集積地としても注目を集めてきた街での大規模プロジェクトとなる。Book & Shareの導入は、居住者の利便性向上、周辺地域との連携、環境負荷低減等を狙いとしている。