岩田産業が農業高校教職員の大会で講演 農業支援や教育連携の可能性を紹介
福岡市の食品卸会社である岩田産業株式會社は、福岡県および九州地区の農業高校の教職員が集まる大会で講演を行いました。代表取締役社長の岩田章正が40分、業務統括本部長の原口康紀が10分を担当し、同社が取り組む農業支援や生産現場での実践、企業と農業教育が連携する可能性について語りました。
生産者との出会いから教育現場への広がり
今回の講演の契機となったのは、同社が取り組む農業人材マッチングサービスを通じた生産者支援でした。その活動で出会った柿農家「ゆう美果樹園」の日野勇樹さんを通じ、福岡県立朝倉光陽高等学校の矢野校長先生と知り合ったことが始まりです。
同校の生徒向けに農業支援や食品流通に関する授業を実施したところ、矢野校長先生の推薦もあり、農業教育に携わる教員を対象とした2つの大会での講演依頼につながりました。一人の生産者との出会いが学校へと広がり、県や九州地区の教育関係者を対象とした取り組みへと発展しました。
食品卸の視点から語る農業の現状と企業の役割
講演で岩田章正は、食品卸として取り組んできた農業支援やSDGs活動、農業高校との連携事例を紹介しました。食品卸は生産現場から飲食店やホテル、給食などの川下まで関わる立場にあり、人手不足や高齢化、販路開拓といった生産現場の課題に直面しています。
岩田章正は、食材を運ぶだけでなく、生産者の想いや商品の価値を届け、若い世代の発想と同社の商品開発力や流通力を掛け合わせることで新たな可能性が生まれると説明しました。

実践を通じた意識と行動の変化
続いて登壇した原口康紀は、長年業務用食品卸の営業などに携わり、農業経験がない中で農業関連業務を担当した当時の経験を語りました。生産者と向き合うため市民農園を借り、トマトやキャベツ、白菜など多様な野菜づくりを自ら始めたといいます。
実際に農作業を経験したことで生産者への理解が深まり、周囲の協力も得られるようになった経験を踏まえ、原口康紀は「考え方が変わると、行動が変わる。行動が変わると、意識も変わる」と伝えました。現在は「ゆう美果樹園」で富有柿の栽培にも携わり、現場での学びを継続しています。

岩田章正は「今回の講演を新たなスタートとして、先生方からも学ばせていただきながら、学校と企業、農業と食をつなぐ取り組みを少しずつ広げていきたいと思います」とコメントしており、今後も教育現場や生産者との交流を通じて九州の農業と食の未来へ貢献していく姿勢を示しています。
会社概要
- 会社名:株式会社岩田産業グループホールディングス
- 所在地:福岡県福岡市博多区諸岡3-26-39
- 事業内容:業務用食品卸売事業、酒類卸事業、青果卸事業、外食事業ほか
- URL:https://www.iwatasangyo.co.jp/
本記事は岩田産業株式會社の発表をもとに作成しました。
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