顧客サポートの質が再購入や推奨に影響、調査で判明

MAMORIO株式会社は、デジタル時代における顧客サポートの質と日本企業のおもてなし精神に関する意識調査を実施した。調査の結果、58.2%の回答者が「サポートの質が再購入や推奨に影響する」と回答したことが明らかになった。

この調査は、10代から60代の男女1,000名を対象にインターネット上で行われた。調査の背景には、スマートフォンやSNSの普及により、消費者と企業のコミュニケーション方法が多様化し、顧客サポートへの期待も大きく変化していることがある。

調査結果によると、消費者がサービスへの問い合わせ時に重視する要素は、「迅速な対応」(74.6%)、「問題解決の正確さ」(60%)、「丁寧な言葉遣いと態度」(49.5%)であった。また、チャットサポートの利点としては、「待ち時間の少なさ」(70%)、「会話内容の記録性」(37.9%)が高く評価された。

さらに、24時間対応のAIチャットボットについては、50.7%が利用に前向きな姿勢を示した。一方で、日本企業特有の「おもてなし」的な対応については、59.3%が重要だと考えていることも明らかになった。

MAMORIO株式会社では、この調査結果を受けて、チャットサポートの導入や24時間対応のAIチャットの導入など、顧客サポートの充実に力を入れている。同社は、製品の品質向上だけでなく、顧客サポートの充実にも注力することで、顧客に寄り添い、信頼される企業を目指している。