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第十三回新潮ミステリー大賞優秀賞に駒津慧のアイの捧げものが決定

株式会社新潮社が主催し、東映株式会社が後援する第十三回新潮ミステリー大賞の選考会が8月3日に行われ、駒津 慧さんの『アイの捧げもの』が優秀賞に選ばれました。選考委員は作家の道尾秀介氏と湊かなえ氏が務めました。受賞作は新潮社より単行本として発売される予定で、贈呈式も開催されます。

全232篇から優秀賞を決定

新潮ミステリー大賞は、日本推理サスペンス大賞、新潮ミステリー倶楽部賞、ホラーサスペンス大賞の流れを汲んで2014年に創設された文学賞です。これまでに一條次郎さんや結城真一郎さん、荻堂顕さんなどの作家を輩出してきました。

第十三回を迎えた今回は全応募作232篇が集まり、選考委員を務めた道尾秀介さんと湊かなえさんの選考を経て、駒津 慧さんの『アイの捧げもの』が優秀賞に決定しました。道尾さんと湊さんは、題材の魅力と筆力を評価して同作を選出したとしています。

雪山の研究施設で繰り広げられるサバイバル

優秀賞に選ばれた『アイの捧げもの』は、王道の本格ミステリに最新AIの要素を組み合わせた作品です。物語は2026年12月の北海道積丹半島の雪山にある北海道大学の研究施設「積丹先端システム実証フィールド」を舞台に展開します。

施設では最新AI「アイ」を用い、参加者の中に潜む「AIに乗っ取られた人物」を見抜けるかを実験する治験が行われ、十人の学生が参加します。しかし三日目の朝に研究員全員が死体で発見され、吹雪により孤立した施設内でサバイバルが始まります。

単行本化や映像化の検討を進める

受賞作の単行本発売とともに贈呈式が開催される予定です。また、最終候補作4篇については東映株式会社での映像化が検討されます。選評および受賞作の抄録は、発売中の小説新潮10月号に掲載されています。

受賞者プロフィール

  • 著者名:駒津 慧(こまつ・けい)※応募時、小松 結呂
  • 生年:1986年生まれ
  • 職業:システムエンジニア
  • 居住地:静岡県在住

本記事は株式会社新潮社の発表をもとに作成されています。

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