三浦市と京急電鉄など4者 シェアサイクル活用で連携協定を締結へ
神奈川県三浦市、京浜急行電鉄株式会社、株式会社サンオータス、OpenStreet株式会社の4者は、2026年10月1日(木)に「シェアサイクルを活用したまちづくり推進等に関する連携協定」を締結する。シェアサイクルを中心に、三浦市民および来訪者の自転車利用の利便増進や回遊性の向上を図り、三浦市の持続的な発展に寄与することを目的としている。

協定締結の背景と連携内容
三浦市では、行政施設や医療機関、商業施設が集積する地域と駅の距離が離れている点や、勾配のある地域、路線バスが走行できない狭小な道路が点在する地域があるなど、移動手段の確保に地理的な課題を抱えていた。今回の協定締結により市有地へのステーション設置を加速させ、これら地域の移動課題の解決を目指す。
主な対象エリアは三浦市内全域で、連携事項は以下の通りとなる。
- まちづくり推進に関すること
- 観光・地域振興に関すること
- 災害時の移動支援に関すること
- 脱炭素社会の実現に向けた取組に関すること
- その他上記の施策に付随する事項
協定における各者の役割
本協定において、4者はそれぞれ以下の役割を担う。
- 三浦市:市有地におけるステーション用地の確保、三浦市民等への周知および広報
- 京急電鉄:鉄道やバス等と連携を目指した二次交通網の拡充・施策立案、市有地以外の(エリアマネジメント活動と連携した)ステーション用地の確保、MaaS基盤と連携したシームレスな移動環境の整備、利用者への周知および広報
- サンオータス:事業運営全般、シェアサイクル事業実施に係る施設および機材の整備・維持管理、市有地以外のステーション用地の確保、利用者への周知および広報
- OpenStreet:事業運営全般、シェアサイクルプラットフォームとなるアプリケーションおよびシステム・付随する機器類の提供、各種データの収集および整理、報告書作成業務
市有地へのステーション新設と今後の展開
京急電鉄とサンオータスは2025年12月3日(水)に「三浦市エリアシェアサイクル共同事業体」を設立した。このような共同事業体の設立は鉄道事業者として初めての取り組みであり、事業の実際の運営主体となる。
同事業体は2026年2月27日(金)から、OpenStreetが提供するシェアサイクルサービス「HELLO CYCLING」(シティサイクルタイプ/運営:株式会社サンオータス)を三浦市内全域で展開してきた。これまでに25ステーション開設し、総利用回数は4300回を突破している。
今後は、これまで京急線の駅周辺など民間用地を中心に展開してきたステーションを三浦市内の公園などの市有地へ新設するとともに、利用促進施策などに取り組む。また、三浦市内の全ステーションを含めた京急沿線全域における「HELLO CYCLING」と「京急プレミアポイント」との連携利用促進施策についても近日発表が予定されている。
サービスの利用にあたっては「HELLO CYCLING」アプリからの予約が必要となる。設置情報は公式ウェブサイト内のステーションマップ(https://www.hellocycling.jp/map/)で確認できる。

協定締結式の概要
協定締結にあたり、以下の通り締結式が実施される。


- 日時:2026年10月1日(木)10時00分から11時00分
- 場所:三浦市民交流センター ニナイテ(神奈川県三浦市初声町下宮田5-16ベイシア2階)
- 内容:協定概要説明、今後の取り組みについて、代表者挨拶、署名式、記念撮影
- 登壇予定者:
- 三浦市長 出口 嘉一
- 京急電鉄 取締役社長 川俣 幸宏
- サンオータス 代表取締役社長 北野 俊
- OpenStreet 代表取締役社長CEO 工藤 智彰
本記事は神奈川県三浦市、京浜急行電鉄株式会社、株式会社サンオータス、OpenStreet株式会社の発表をもとに作成。
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