ビリー・ジーン・キング・カップ 日本vsカザフスタン予選試合開催

女子テニスの国別対抗戦「ビリー・ジーン・キング・カップ ファイナル予選 日本vsカザフスタン」が、2024年4月12日(金)と13日(土)に東京・有明コロシアムで開催される。この大会は、WOWOWオンデマンドでライブ配信され、初日の配信は無料となる。

日本代表として出場するのは、日比野菜緒、本玉真唯、大坂なおみ、青山修子、柴原瑛菜の5選手。監督は杉山愛が務める。特に注目を集めるのが大坂なおみで、彼女の日本でのプレーは22年9月の東レ パン パシフィック オープン以来、1年7か月ぶりとなる。

大会の形式は、初日にシングルス2試合、第2日にシングルス2試合とダブルス1試合を行い、3戦先勝制で勝敗を決する。大坂は初日の第2試合と、第2日の第2試合に出場予定だ。

大坂はインタビューで、日本でのプレーへの喜びや、杉山監督への尊敬の念、そして母親としての彼女自身の新たな挑戦について語った。また、対戦相手のカザフスタンについては「とてもタフな相手だ」と語り、自分自身のプレーについても「良くなってきているし、それをここで継続したい」と述べた。

一方、日比野菜緒選手は「緊張と楽しみが入り混じっている」と大会への意気込みを語り、本玉真唯選手は「国別対抗戦で出場することは非常に光栄なこと」と感謝の意を示した。青山修子選手と柴原瑛菜選手はダブルスについて「最後まで気持ちを切らさずに、戦い抜く」と決意を示した。

監督の杉山愛は「日本で戦えるというのは運にも恵まれていますし、今回もベストメンバーが揃ったということで、とてもワクワクします」と述べ、選手たちへの期待を寄せた。

この大会は、女子テニス界のトッププレーヤーたちが一堂に会し、国の代表として戦う舞台となる。その結果が、各選手の今後の活躍にどのように影響を与えるのか、注目が集まる。