無印良品、コーヒーとアイスを楽しめるコミュニティスペースを北海道の店舗にオープン
無印良品を展開する株式会社良品計画は、2019年9月13日(金)に「無印良品 コープさっぽろ きたひろしま」に、国内店舗では初となるコーヒーとアイスクリームを提供するコミュニティスペースをオープンする。
同社は、店舗を地域のコミュニティセンターとすることを目指しており、老若男女問わず地域のすべての人が集い、賑わう場となるよう、店内にコーヒーやアイスクリームを提供するスペースを設ける。このスペースでは、地元のアイスクリームメーカーと協業して開発した、その土地ならではのフレーバーを楽しめるアイスクリームや、豆から挽いた淹れ立てのコーヒーを提供する。
「無印良品 コープさっぽろ きたひろしま」が北海道での第1号店となった理由は、周辺に飲食できる場所が少ないことや、同社が以前から店舗主体の「つながる市」の開催や移動販売の定期実施など、地域活性化に繋がる取り組みを積極的に行っているためだ。「つながる市」とは、「ヒトとつながる、マチをつなげる」をコンセプトに、地域の人々と一緒につくり、運営している期間限定のマーケットのことで、2017年10月に無印良品 有楽町から始まり、現在では全国各地の無印良品の店舗で開催されている。
今回提供される地域限定フレーバーの「りんごミルク」は、青森県弘前市の成田農園で採れた「不揃いりんご」を使用。シロップ漬けにした不揃いりんごを端材部分まで余すことなく使用し、りんご本来の程よい香りと甘みを楽しむことができる。他にも、無印良品で販売している定番のジャージー牛乳や塩キャラメルナッツ、抹茶など、季節にあわせて約10種のアイスクリームを用意する。
さらに、コーヒーとアイスクリームを一緒に楽しめるメニューとして「アフォガート」も提供。無印良品のアイスクリームの中で1番人気のジャージー牛乳のアイスクリームに、淹れ立てのエスプレッソを注ぐ。ジャージー牛乳のアイスクリーム特有のコクや濃厚なミルクの風味と、キリっとした苦みのエスプレッソの絶妙なコントラストを味わえる。
同社は今後、10月中旬に「無印良品 広島アルパーク」、「無印良品 つくば並木」、11月中旬に「無印良品 大丸福岡天神」でも同様のコミュニティスペースを展開予定。地域と連携しながらその土地ならではの魅力あるメニューを提供することを通じて、地域に必要とされるコミュニティスペースの創出を目指していく方針だ。