川西市職員が地方公務員アワード受賞

川西市の池田次郎氏が「地方公務員アワード2024」を受賞した。同アワードは、地味派手問わず成果をあげた公務員やすごい公務員を労い、そのすごさを公務員の世界の外にも届け、個々の公務員が組織の中で力を発揮しやすい環境を創ることを目的に、株式会社ホルグの主催で2017年に始まった。

今回で8度目の開催となり、これまでに合計92名の公務員が受賞している。2024年は147件の推薦が寄せられ、「地方公務員が本当にすごい!と思う地方公務員賞」を11名が受賞した。池田氏は、全国の公務員が集う勉強会などでともに研鑽を積んだ4人の公務員仲間に推薦された。

池田氏は、広報課時代の全国広報コンクール4度入選や、その後配属された教育委員会での待機児童対策、趣向を凝らした成人式開催などの実績が評価され、受賞となった。受賞した池田氏は、周囲の助言やサポートにより実現したものであり、上司や同僚、また推薦いただいた仲間に感謝の意を表した。

また、同アワードの『人材輩出賞』が贈呈される越田謙治郎川西市長は、池田氏からは様々なアイデアが出てくるが、常に合格点というわけではなく、協議をしていくなかで、アイデアを改善し、よりよいものにしていくために努力するところが彼のよいところだと評価した。このような職員が増えれば、市役所はもっとよくなると話した。