強羅花壇が3ミシュランキーを3年連続受賞 GORA KADAN FUJIも選出
2026年9月18日(現地時間)、フランスで発表された「ミシュランキーホテルセレクション2026」において、神奈川県箱根町に位置する「強羅花壇」が最高評価である「3ミシュランキー」を3年連続で受賞した。あわせて、2025年7月に静岡県小山町の富士山麓に開業した「GORA KADAN FUJI」が、新たに「2ミシュランキー」を受賞した。


「ミシュランキー」は、ミシュランが世界の優れた宿泊施設を選定する新たな指標として2024年に創設した評価制度である。最高位の称号である3ミシュランキーは「世界で最も注目に値する最上級のホテル」に与えられ、2026年度の日本国内では強羅花壇を含む7軒のみが選出された。強羅花壇は、日本での制度創設時である2024年から3年連続での受賞となった。
一方、2ミシュランキーは「思い出に残る、あらゆる点においてユニークで特別な体験を提供する宿泊施設」に贈られる評価で、2026年度は国内で23軒が選出された。2025年に開業したGORA KADAN FUJIは、富士山をはじめとする自然、温泉、食、ウェルネスを通じて日本の自然と旅館文化を体験できる宿として、今回新たに評価対象へ加わった。
強羅花壇の歴史と今後の展開
強羅花壇は、閑院宮載仁親王の別邸として建てられた建物を受け継ぎ、1948年の創業以来「和心のおもてなし」を理念に掲げている。名称は、かつて宮家が自邸を開放して賓客をもてなした迎賓の場「花壇」に由来する。




伝統的な建築様式や四季折々の自然環境、日本庭園を望む客室、旬の恵みを生かした懐石料理、ホスピタリティが国内外から評価されている。フランスの高級ホテル・レストランの会員組織「ルレ・エ・シャトー」に加盟しているほか、室内平米数が約250㎡でシェフズキッチンを備える客室「別邸 東雲」を擁している。なお、2031年には3軒目の施設を京都府東山区で開業する予定としている。
富士山麓に位置するGORA KADAN FUJIの概要
2025年7月に富士山麓の静岡県小山町に開業したGORA KADAN FUJIは、箱根で培われた旅館文化を受け継ぎつつ、滞在を通して富士山と向き合う時間を提案している。
隣接する「GORA KADAN FUJI GOLF」は36ホールを有し、富士山を取り巻く国立公園内に位置するゴルフコースとなっている。館内では、強羅花壇の懐石と割烹に加え、「すし匠」による鮨や「日本料理 かんだ」による鉄板焼きなどの食を提供する。GORA KADAN FUJIも強羅花壇と同様に、2025年にルレ・エ・シャトーへ加盟している。



関連制度・組織および施設情報
- ミシュランキー:ミシュランガイドが2024年に創設した宿泊施設向けの評価制度。快適さ、サービス、デザイン、ホスピタリティ、地域との調和などを審査する。「1ミシュランキー(特別な滞在)」「2ミシュランキー(素晴らしい滞在)」「3ミシュランキー(最上級の滞在)」の3段階で構成され、2026年は日本国内で145軒(うち新規19軒)が掲載されている。
- ルレ・エ・シャトー:1954年に設立されたホテルとレストランが加盟する協会。2014年11月にユネスコで宣言されたマニフェストに沿い、地域の遺産と環境保護に献身している。(https://www.relaischateaux.jp/)
- 強羅花壇 公式サイト:https://www.gorakadan.com/
- GORA KADAN FUJI 公式サイト:https://www.gorakadan.com/fuji/
本記事は強羅花壇の発表をもとに作成。
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