タニウム、AnthropicのProject Glasswingに参画し検証開始
米国カリフォルニア州エメリービルに本社を置くTanium Inc.(以下タニウム)は2026年9月11日(現地時間)、AnthropicのProject Glasswingに参画し、「Claude Mythos 5」を用いたサイバーセキュリティ防衛機能の検証を開始したと発表した。このモデルは、世界数千社に及ぶ企業のIT・セキュリティ担当者がエンドポイント環境の管理と保護に活用している自社の本番環境のコードベースに直接適用される。タニウムは、この取り組みで得た知見を広くセキュリティコミュニティ全体に還元していく方針だ。
AI時代の本格化に伴い、ソフトウェアを提供する企業におけるリスクが高まるなか、サイバー攻撃者が脆弱性を悪用するスピードは従来のセキュリティツールの想定を上回っている。最新のフロンティアAIモデルを活用することで、従来のスキャンでは見逃され、長年にわたりコードベースに潜在していたリスクカテゴリの検出が可能となった。これまでも自社コードベースの監査に汎用AIモデルを活用してきたタニウムは、今回のProject Glasswing参画とClaude Mythosの活用によって、脆弱性のリサーチ能力を飛躍的に強化できるとしている。
金融や医療、政府機関など世界有数のエンタープライズ企業にサービスを提供するタニウムにとって、自社ソフトウェアの安全性は顧客のセキュリティ体制に直結する。
タニウムのチーフエンジニアリングオフィサーであるクリスチャン・ハント氏は、「この度、『Project Glasswing』によってフロンティアAIの能力を活用できるようになり、脆弱性が悪用されてお客様に被害が及ぶ前に、それを検出して修正することが可能になります」と述べている。
タニウムは、ワークフローやトリアージの手法、フロンティアAIがもたらすコードセキュリティの変革について得られた知見をセキュリティコミュニティ全体の利益のために公開する予定だ。さらに、共通脆弱性識別子(CVE)の採番機関(CNA)としての責務を継続し、自社製品の脆弱性に関するCVEレコードおよびセキュリティアドバイザリーを公開することで透明性を確保していくとしている。
自律型IT企業であるタニウムは、AIとリアルタイムのエンドポイントインテリジェンスを活用し、自律型運用システムであるTanium Atlasなどを提供している。2026年に初めて発表されたGartner® Magic Quadrant™ for Endpoint Management Toolsでリーダーに位置付けられたほか、IDC MarketScape:Worldwide Client Endpoint Management Software for Windows Device Management 2025–2026 Vendor Assessmentにおいてもリーダーとして選出されている。
日本法人などの概要は以下の通り。
- 日本法人名:タニウム合同会社
- グローバル代表CEO:オリオン・ヒンダウィ
- 日本代表執行役社長:原田英典
- 設立年:2007年
- 設立年(日本):2015年
- 所在地(日本オフィス):〒100-0004 東京都千代田区大手町2丁目6-4 常盤橋タワー25F
- 事業内容:自律型エンドポイント管理のプラットフォーム提供
- URL:https://www.tanium.jp/
本記事はTanium Inc.の発表をもとに作成しています。
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