manisonias、危機管理産業展2026で救助ドローンなど3製品の実機を展示へ
福島県田村市に本社を置く株式会社manisoniasは、2026年9月30日(水)から10月2日(金)まで東京ビッグサイトで開催される「危機管理産業展(RISCON TOKYO)2026」に出展する。ブースでは、災害救助支援ドローン「SAKURA」、画像鮮明化装置「IVCS」、移動式インターネット通信基地局装置「GERASOLEstation」の3製品の実機を展示する。自然災害の現場における「人が近づけない」「状況が見えない」「通信がつながらない」という初動の課題に対応する技術を公開する予定だ。
救難活動の初動を支えるドローン「SAKURA」
展示される災害救助支援ドローン「SAKURA」は、海難事故や水難事故などに特化して自社開発された国産の溺者捜索・救助支援ドローンである。フライト航続可能時間40分、フライト可能風速10m/sの性能を持ち、高出力モーターや機体重量・慣性を活かした物理設計、フライトコントローラーの最適化によって海辺の強風下でも安定飛行を行う。
機体には赤外線サーマルカメラが搭載されており、スマートコントローラーの画面で可視光映像と熱画像を確認しながら捜索ができる。また、4セル搭載可能な投下装置を備え、浮環などの救命具を要救助者の近くへ投下することが可能となっている。用途に応じて着水用フロートを備えた水難救助仕様と、フロートを外して物資投下に対応する陸上仕様の2種類があり、会場では陸上仕様の実機が展示され、水難救助仕様はパネルや資料で紹介される。
画像鮮明化装置「IVCS(アイヴィックス)」は、暗所や混濁した水中の映像をリアルタイムで解析・鮮明化する装置である。水中ドローンや高感度カメラからのHDMI出力を接続して使用し、19インチ高輝度モニターを含むシステム全体が1つの防水ケースに格納されている。マキタ製やHiKOKI製で動作確認済みの汎用バッテリーを2個並列で採用し、映像鮮明化ソフト(Image Effector)による5種類の鮮明化モードの選択や録画に対応する。

移動式インターネット通信基地局装置「GERASOLEstation」は、インフラのない山間部や災害時の運用を想定した拠点間通信システムである。電気配線やインターネット回線が不要で、衛星インターネット通信を基に半径50m内にWi-Fiインターネット通信回線を提供する。荒天が3日続いても使用可能なソーラーパネルシステムとバッテリーを搭載し、軽トラックやワンボックスカーで運搬できる設計となっている。
標準仕様モデルの構成は以下の通りである。

- 100W単結晶ソーラーパネル
- 30Aチャージコントローラー
- リン酸鉄リチウムイオンバッテリー(LiFePO4 12V 100Ah 1280Wh)
- 衛星インターネット通信システム
- Wi-Fi屋外アクセスポイント
- 遠隔操作カメラ

出展概要と会社情報
代表取締役の橋本 綾子は、災害現場で活動する関係者への敬意を表した上で、「今回展示する3つの製品は、強風の中でも空から近づき、暗所や濁った水中でも見える映像を届け、電源も回線もない場所で通信をつなぐ――それぞれがこの課題に応えるものです」と述べている。
展示会の開催概要および同社の概要は以下の通りである。
出展概要
- 展示会名:危機管理産業展(RISCON TOKYO)2026
- 会期:2026年9月30日(水)~10月2日(金)10:00~17:00
- 会場:東京ビッグサイト 南展示棟(南1~4ホール)
- ブース位置:南1ホール/小間番号 1A-02
- 主催:株式会社東京ビッグサイト(特別協力:東京都)
- 入場料:無料(事前来場登録制)
- 公式サイト:https://www.kikikanri.biz/
会社概要
- 会社名:株式会社manisonias(マニソニアス)
- 本社:福島県田村市船引町石森字舘108 テラス石森205号室
- 代表者:代表取締役 橋本 綾子
- 設立:2024年2月
- 事業内容:ドローンの開発・運用による社会課題解決(災害対策・海難救助・農業・インフラ点検 ほか)
- 公式サイト:https://manisonias.com/
本記事は株式会社manisoniasの発表をもとに作成。
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