岡山大学工学部の学生が企画運営した公開講座トンボの学校を開催 計79人が参加
国立大学法人岡山大学で、工学部環境マネジメントコースの2年生7人が実行委員を務める公開講座「トンボの学校:岡山大学でトンボを採って種類や生態を学ぼう!」が開催されました。今年度は申し込み受付開始当日の早々に定員に達し、当日は小学生40人、未就学児6人、保護者33人の計79人が参加しました。環境マネジメントコース生が実行委員を務める体制となって今年で3年目を迎え、地域の子どもたちや保護者に親しまれる人気講座として定着しつつあります。
学内施設「誕生池」でのトンボ採集と生態学習
開講式では、「トンボの学校」の校長を務める学術研究院環境生命自然科学学域の西村伸一教授(環境マネジメントコース長)があいさつを行いました。西村教授が童謡「とんぼのめがね」を歌い、参加した子どもたちも一緒に合唱しました。
採集体験は、学内水循環施設「誕生池」において、同大学の卒業生である株式会社ウエスコの貸谷康宏氏の指導のもとで実施されました。今年は例年以上に多くのトンボが飛び交い、参加者は網を振りながら採集を楽しんだ後、講義室へ戻って捕まえたトンボの種類や特徴、生態について学びました。




講義室での多彩な観察企画とクイズ大会
環境理工棟の講義室では、以下の体験企画が行われ、参加者はさまざまな生きものや自然環境について学びを深めました。
- きみも生きもの博士!観察の「め」を育てよう!
- 顕微鏡で生きものを観察しよう!
- 夏の青空へ飛び出せ!きみの色でぬるトンボ工房
講座の最後には、環境マネジメントコース2年生の企画による「真夏のクイズ王はだれだ!? トンボ&岡大の○×クイズ大会」が実施されました。学生が司会を務め、トンボの生態や岡山大学に関する問題、西村校長にまつわる問題が出題され、正解が発表されるたびに歓声が上がりました。


地域への還元と学生主体の教育活動
閉講式では、実行委員長を務めた工学部環境マネジメントコース2年生の松浦日向子さんが、「今日学んだことをきっかけに、これからも身近な生きものや岡山大学に興味を持ってください」と子どもたちへメッセージを伝えました。
環境マネジメントコースでは、自然科学や生態学の視点と工学的な手法を融合し、人と自然が調和する地域環境のあり方について教育・研究を行っています。河川や水路の整備等で生物多様性への配慮が重視される中、生態学と工学を結び付けた「応用生態工学」の学びを地域へ発信する機会として、本講座が実施されています。
公開講座の実施体制
本講座は以下の体制で実施されました。
- 主催:岡山大学工学部「誕生池生物多様性保全プロジェクト委員会」
- 共催:岡山大学工学部環境マネジメントコース、株式会社ウエスコ、公益財団法人岡山県環境保全事業団
- 後援:岡山市教育委員会
本記事は国立大学法人岡山大学の発表をもとに作成。



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