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小田急不動産、保有ビル初のZEB Ready認証物件で省エネ改修工事が完了

小田急不動産は、同社保有ビルで初となるZEB Ready認証を取得した「小田急新宿喜楓ビル」(東京都新宿区)において、共用部LED化工事が完了し、段階的に進めてきた省エネルギー化改修工事を終えたと発表した。

同ビルは2024年にZEB Ready認証を取得して以降、脱炭素社会の実現に向けた取り組みとして環境性能向上工事を進めていた。今回の設備機器更新完了により、認証に基づく省エネ性能を備えた環境を整え、さらなる省エネルギー化を推進したとしている。

段階的に進められた省エネ改修の経緯

小田急新宿喜楓ビルでは、2024年3月にBELS評価制度で「★5」を取得し、同月から各フロアの空調更新工事を開始した。2025年3月以降は専有部および共用部の照明器具LED化を順次実施した。

2026年3月には制度変更に伴いBELS認証制度の「★6」を取得した。その後、2026年6月に全熱交換機や共用部給排気ファン、地下1階および1階の空調更新工事を実施し、2026年8月の地下1階・1階・屋上階の照明器具LED化をもって一連の改修工事を完了した。

なお、同ビルはZEB Ready取得に伴う環境負荷低減の取り組み発信や企業ブランド浸透を目的に、2026年4月に「新宿喜楓ビル」から現在の「小田急新宿喜楓ビル」へ名称を変更している。

ZEBシリーズ認証とオフィスビルにおけるメリット

ZEB(ネット・ゼロ・エネルギー・ビル)は、快適な室内環境を維持しながら年間の一次エネルギー消費量収支をゼロにすることを目指した建物である。「ZEB」「Nearly ZEB」「ZEB Ready」「ZEB Oriented」の4種類に分類され、エネルギー消費量やCO2排出量の削減に寄与する。

発表によると、2024年時点でZEBシリーズ認証を受けた割合は、非住宅建築物全体の1.7%にとどまる。オフィスビルをZEB化することにより、環境面でのエネルギー消費量削減に加え、所有者やテナントにとっては環境への取り組みアピール、資産価値の向上、光熱費の削減といったメリットがあるとしている。

小田急新宿喜楓ビルの物件概要

  • 名称:小田急新宿喜楓ビル
  • 所在地:東京都新宿区西新宿7-2-4
  • アクセス:小田急線・JR各線「新宿」駅徒歩7分、都営大江戸線「新宿西口」駅徒歩1分
  • 構造・規模:鉄骨鉄筋コンクリート造・地上8階地下1階建
  • 延床面積:6,590.04平方メートル
  • 竣工:1989年4月(築37年)
  • 物件URL:https://www.odakyu-fudosan.co.jp/business/office/property/1994/

本記事は小田急不動産株式会社の発表および「ネット・ゼロ・エネルギー・ビル実証事業 調査発表会2025」資料をもとに作成

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