韓国Wadizの日本IP活用プロジェクト、直近1年で前年比99%以上成長
韓国のクラウドファンディングプラットフォーム「Wadiz(ワディズ)」において、日本のIP(キャラクター・ブランド)を活用したプロジェクトが拡大している。直近1年間でプロジェクト規模は約2倍(前年比99%以上)へと成長し、グッズや書籍など多彩な製品展開が相次いでヒットを記録している。Wadizの国内外IPグッズプロジェクトが累計11億円規模に達するなか、日本のIPがその成長を牽引しているという。

事前検証によるリスク軽減とファンダムの結束が背景に
Wadizのクラウドファンディングは、ファン(サポーター)がIPを直接応援し製品づくりに関わる仕組みとなっている。ブランドやメーカーは正式発売の前に購買データで需要を検証できるため、ローンチのリスクを抑えながらファンの反応を確認できる点が特徴だ。

直近1年間に実施された日本IPプロジェクトでは、目標金額を上回る成果を収める事例が相次いだ。にゃんこ大戦争、名探偵コナン、あたしンち、デジモンなどのIPにおいて、目標に対して数千〜数万%の達成率を記録するプロジェクトも出ている。


ポノス株式会社(PONOS)の人気ゲーム「にゃんこ大戦争」は、13周年を記念した韓国公式グッズプロジェクトをWadizで公開した。ポノスの公式ライセンスに基づきパンジー(PANSY)が企画・製作を担当したモバイルバッテリーなどのキャラクターグッズには約8,366人が参加し、約2,668万円のファンディング額を集めた。
また、人気アニメ「あたしンち」のホームウェア・グッズを展開した「HOMEエディション」プロジェクトでは、Wadizの提案により海外へ公開範囲を広げた。その結果、全ファンディング額の約27%が海外サポーターによるものとなり、海外ファンディング額の約83%を日本からの参加が占めたほか、香港・台湾などアジア各地へも広がった。
漫画「シュガシュガルーン」の復刊など書籍分野にも拡大
日本IPの展開はグッズにとどまらず、書籍分野へも広がっている。鶴山文化社が手がけた安野モヨコの漫画「シュガシュガルーン」オリジナル初版本の復刊プロジェクトでは、10,396人が参加し、6,663万円のファンディング額を記録した。プロジェクト終了後も再オープンを希望したサポーターが2,575人に上るなど、復刊本に対する支持を集めた。
Wadizのシン・ヘソン代表は、需要検証によってローンチのリスクを抑えられるプラットフォームの強みに触れ、ファンダムの厚い日本IPでその効果が顕著に表れていると言及した上で、世界中のIPが製品化されてファンと出会う拠点となるよう展開を進めたいとしている。
Wadiz 会社概要
- 名称:Wadiz(ワディズ)
- 設立:2012年
- 代表者:シン・ヘソン(Shin Hye-sung)
- 所在地:
- 【韓国本社】京畿道城南市板橋(パンギョ)
- 【日本事務所】東京都千代田区霞が関 霞が関ビルディング
- 【中国事務所】深圳市福田区 能源大厦(エナジーマンション)
- 事業内容:クラウドファンディングプラットフォームの運営
- 公式サイト:https://www.wadiz.io
- プロジェクト開設ページ:https://www.wadiz.io/ja/create-project
本記事はWadiz(ワディズ)の発表をもとに作成されています。
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