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ミュージカル ピーター・パンでスマート眼鏡を活用した字幕サポートを実施

Palabra株式会社、株式会社jig.jp、Cellid株式会社、株式会社ホリプロの4社は、2026年8月2日(日)・3日(月)に東京国際フォーラム ホールCで上演された青山メインランドファンタジースペシャル ブロードウェイミュージカル『ピーター・パン』の手話付き公演において、スマート眼鏡を活用した字幕サポートを実施した。

本公演では、Palabra株式会社のリアルタイム字幕配信システム「UDCast LIVE」を用いた従来のタブレット端末による字幕提供に加え、スマート眼鏡「SABERA」による字幕提供を一部の来場者が体験した。手話演者の那須映里氏による手話表現とスマート眼鏡の字幕を組み合わせることで、視線を舞台から落とさずに鑑賞できる環境が提供された。

舞台分野における鑑賞サポートとして手話通訳や字幕タブレットの貸出が普及しつつある一方、従来のタブレット表示では手元と舞台を頻繁に行き来することで目が疲れやすい点や、役者の表情や演出を見逃してしまうといった課題が存在していた。

今回の公演では、自身もろう者である手話演者の那須映里氏による演出と一体化した手話表現に加え、スマート眼鏡を導入した。グラス上に字幕が表示される仕組みにより、観客は舞台、手話、字幕を同一の視界に収めて鑑賞することが可能となった。

取材会で寄せられたゲストと手話演者の声

公演終了後の取材会には、デフアスリートの丸山香織氏や大塚貴之氏、文化芸術分野のバリアフリーサポートに携わる廣川麻子氏、松森果林氏、手話演者の那須映里氏が出席し、体験の感想が共有された。

丸山香織氏は「眼鏡の軽さ、フィット感が特によかったです」と述べ、大塚貴之氏は視線移動を抑えて鑑賞できる利点や手話と字幕が両方揃う良さを挙げた。また、廣川麻子氏はスマート眼鏡により舞台へ没入できたと振り返り、松森果林氏は視線の動きに字幕が追従する親和性の高さを評価した。手話演者の那須映里氏は「今回は『舞台との一体感』をテーマに取り組みました」と語り、他の演劇作品にも手話や情報保障が広がることへの期待を示した。

今後の展望と活用の拡大

4社は今後、様々なステージコンテンツやイベントにおいてスマート眼鏡を活用した字幕サポートの提供を目指すとしている。従来のタブレットと眼鏡を選択できる環境を整え、利用者が自身に合った方法で舞台を楽しめるよう取り組む方針だ。

さらに、映画の字幕・音声ガイド配信アプリ「UDCast MOVIE」においてもスマート眼鏡で字幕を閲覧できる形での提供を目指しており、舞台だけでなく映画、イベント、施設など多様なシーンへ活用の場を広げるとしている。

本取り組みで活用された「UDCast LIVE」は、Palabra株式会社が提供する舞台向けリアルタイム字幕配信システムで、延べ100作品以上の舞台公演で活用されている。ローカルネットワークを使用するためインターネット環境を必要とせず、最大5チャンネルの同時配信や多言語字幕に対応する。また「SABERA」は株式会社jig.jpが展開するARグラスブランドであり、鯖江の老舗眼鏡メーカーである株式会社ボストンクラブのデザイン力やCellid株式会社のAR光学技術が融合されている。

参画企業の概要は以下の通り。

  • Palabra株式会社(代表取締役社長 山上 庄子、所在地:東京都新宿区西新宿2-4-1 新宿NSビル14F、設立日:1960年3月4日)
  • 株式会社jig.jp(代表取締役社長CEO 川股 将、所在地:東京都渋谷区桜丘町1番1号 渋谷サクラステージSHIBUYAタワー33F、設立日:2003年5月)
  • Cellid株式会社(代表者:白神 賢、所在地:東京都港区六本木4-8-6 パシフィックキャピタルプラザ5F、設立日:2016年10月27日)
  • 株式会社ホリプロ(代表者:菅井 敦、所在地:東京都目黒区下目黒 1 丁目 2 番 5 号、設立日:1963 年 1 月 16 日)

本記事はPalabra株式会社、株式会社jig.jp、Cellid株式会社、株式会社ホリプロの発表をもとに作成。

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