水溜りボンド・カンタ、映像制作会社設立を発表

YouTuberコンビ・水溜りボンドのカンタが、長年の仲間たちと共に映像制作とSNS運用支援を手掛けるArks株式会社を設立した。同時に、企業ホームページもリニューアルされている。

Arks株式会社は、カンタが9年間の活動を支えてきたメンバーたちと共に立ち上げた会社だ。カンタは映像制作を通して人生を切り拓く自身の姿を見せることで、映像の面白さを感じてもらい、映像制作を始める人を後押ししたいと考えている。また、メンバーたちが自分たちの才能やスキルを社会に向けて発揮できるようにしたいという想いから会社設立に至った。

Arksの理念は「クリエイティブと拡散力で社会をより良く、明るく。」だ。素敵な製品やサービスでも、メジャーな存在になれず埋もれてしまうものが多いことから、良いものを一人でも多くの人に知ってもらい、世の中をより良く明るくしていきたいと考えている。YouTubeやSNSで培ってきた知見を活かし、皆の努力の結晶を世界中に届ける方舟「Arks」になるという。

カンタは2015年1月に「水溜りボンド」としてYouTuberデビューし、現在チャンネル登録者数は400万人を超えている。個人チャンネル「カンタの大冒険」でも再生数1億回、登録者数100万人を達成するなど、個人のクリエイターとしても存在感を放っている。

Arksの社長は、カンタの親友である田口拓朗(たくろー)が務める。たくろーは2016年に水溜りボンドのアシスタントとしてSNS業界に参入し、後のArksとなるメンバーを集めてクリエイターチームを結成した。「コムドット」のリーダー「やまと」を支援し、若手筆頭の大人気YouTuberとしての躍進に貢献してきた。

たくろーは、動画コンテンツとSNSが生活に欠かせないインフラとなった今、スマートフォンの黎明期から現在に至るまで第一線で時代を牽引してきたプロフェッショナルとして、コンテンツの質だけでなく数字にもこだわり、企画立案から制作、成果分析まで一つひとつ向き合うと語っている。

Arksのマスコットキャラクターは「ふーごん」だ。「カンタの大冒険」のチャンネル登録者数100万人突破を記念して誕生し、YouTubeチャンネル「ふーごん。【Fugon】」で趣味の音楽やダンスを披露したり、私生活を公開したりしている。着実にファンを増やし、チャンネル登録者数1万人を突破している。

水溜りボンドのカンタと長年の仲間たちが立ち上げたArks株式会社。彼らの経験と知見を活かし、クリエイターたちの活動を支援していく。