「東野山里のインプット」、こち亀トークで大盛り上がり
吉本興業が制作するBSよしもとの番組『東野山里のインプット』の第21回が、5月19日(日)23時から放送される。この番組は、東野幸治と山里亮太(南海キャンディーズ)が若手芸人からエンタメ作品の面白さをプレゼンしてもらい、それを「インプット」するというコンセプトだ。
第21回のテーマは、1976年から2016年まで『週刊少年ジャンプ』で連載された国民的人気漫画『こちら葛飾区亀有公園前派出所』(通称:こち亀)。プレゼンターを務めるのは、20代の芸人・りょう(小虎)だ。50代の東野、40代の山里と世代を超えて話ができる同作品について、飲み会で使える豆知識を教えてもらう。
『こち亀』は、主人公・両津勘吉の借金総額や、大人になってから読むと泣ける回など、さまざまな話題が飛び出す。また、作者の秋本治先生が「まだ描きたいものがある」と言いながら連載を終了させたエピソードに、東野と山里も驚きを隠せない。
基本的に1話完結の同作品について、東野は「アイデアが若い」「1話完結はめっちゃすごい。毎週、起承転結で終わらせるのは厳しくて辛い」と称賛。山里も「話数の分だけ設定を考えているってこと」と感嘆の声を上げる。
アニメ版では、ラサール石井や森尾由美など、声優以外の俳優やタレントが声優を務めていたことでも知られる。実は、あるキャラクターの声を担当していたのは、今や国民的俳優となったあの人物だったことが明かされる。
また、時代を先取りしていたと言われる秋本先生だが、まだ夢物語だった時代にスマホや顔認証システムに近いものを作中で登場させていた。そんな先見の明を持っていた理由についても、番組内で語られる。
りょうからたっぷりとインプットした後、山里が「好きっていいですよね」とポツリ。しかし、東野のある一言で状況が一変し、山里が「なんちゅうこと言うんですか!」とツッコミを入れるという一幕も。
『東野山里のインプット』は毎週日曜23時から放送中で、放送日から2週間は見逃し配信も行われている。